2010年 バークレイズ スコットランドオープン

D.クラークが首位をキープ! 石川遼は辛くも予選突破

2010/07/10 07:14
強い雨の中でもスコアを伸ばし、単独首位をキープしたD.クラーク(Harry How /Getty Images)

スコットランドにあるロックロモンドGCで開催されている、欧州男子ツアー第28戦「バークレイズ スコットランドオープン」の2日目。予選ラウンドを終えて単独首位に立っているのは、通算10アンダーに伸ばしたダレン・クラーク(北アイルランド)。2位に3打差をつけ、残り2日間を迎える。

そのクラークに2打差、4アンダーの5位タイで2日目を迎えた石川は、パットに苦しみスコアメイクがままならない。前半の11番でボギーを先行させると、14番では3パットによるボギー。17番ではダブルボギーを叩くなど、この日3バーディ、7ボギー、1ダブルボギーの「77」。通算2オーバーの50位タイに後退しながらも、辛くも予選通過は果たしている。

上位では、通算7アンダーの単独2位にエドアルド・モリナリ(スペイン)。通算6アンダーの3位タイに、ピーター・ヘドブロム(スウェーデン)、ブラッドリー・ドレッジ(ウェールズ)が続いている。

なお、石川と予選ラウンド2日間をともにしたフィル・ミケルソン(アメリカ)は、通算3オーバーの69位タイでフィニッシュ。1ストローク及ばず、予選落ちを喫している。

終日降り続いた雨で視界も曇る
17番パー3ではティショットをグリーン左のハザードに打ち込み、痛恨のダブルボギー
18番グリーンの右手奥に見えるロスデュ城跡の歴史は15世紀までさかのぼる
18番でハザードに2発打ち込んだミケルソン。パー4でまさかの「9」を叩いてしまった
雨と風。スコットランドゴルフを象徴する光景
「指先を冷やさないように」とカイロを握りしめてのラウンド
3番パー5でグリーン手前の池に捕まったカミロ。ウォーターショットでかろうじて脱出に成功し、次が4打目
この日初めてのバーディを12ホール目の3番で奪った石川遼
続く4番でもバーディを奪い、力強いガッツポーズが飛び出した
石川遼、6番のティショットは右ラフへ
2打目は0Iでクロスバンカーに捕まってしまう
4オンし、6mのパーパットを沈めてナイスパー。この日1番のガッツポーズ!
続く7番でも、2打目は前方の木の下を通すナイスリカバリーを見せたが、ショートパットを外してボギー
ギャラリーのおばちゃんの可愛らしい傘

2010年 バークレイズ スコットランドオープン