2010年 バークレイズ スコットランドオープン

石川遼が首位に2打差の好発進! 単独首位にD.クラーク

2010/07/09 04:07
安定感のあるゴルフを見せ、4アンダーでホールアウトした石川遼

欧州男子ツアー第28戦「バークレイズ スコットランドオープン」が7月8日(木)、スコットランドにあるロックロモンドGCで開幕した。その初日、欧州ツアーデビュー戦となる石川遼が並み居る強豪を押しのけ、4アンダーの5位タイと上々の滑り出しを見せた。

1番ティからスタートした石川は、4番でバーディを奪うと6番のボギーを挟み、8番でもバーディ。前半を1アンダーで折り返すと、後半に入り勢いはさらに加速する。13番、14番と連続バーディを奪うと、17番でもバーディを奪取。好調なショットを駆使して5バーディ、1ボギーの「67」でホールアウトし、首位に2打差の好位置につけている。

6アンダーの単独首位には、北アイルランドのダレン・クラーク。5アンダーの2位タイに、グレーム・ストーム(イングランド)、エドアルド・モリナリ(イタリア)、ダミアン・マクグラン(アイルランド)の3人が続いている。

石川と同組で回っているフィル・ミケルソンは、今年の「全米オープン」を制したグレーム・マクドウェル(北アイルランド)らと並び、イーブンパーの44位タイにつけている。

この日の石川は3Wも5Wも抜いて、0番、2番アイアンを投入。ウッドはドライバー1本だけ
石川のセッティングを見て、地元メディアも「実にユニーク」と興味深々
スタート直前に襲ってきた突風に空を見上げる石川遼
ミケルソン、ビジェガスと同組となった石川。待ち時間には会話する余裕も
あごに近いバンカーからピンそばにぴたりと寄せるスーパーショットを放ったミケルソン
ロッコロモンドのクラブハウスは1773年に築造。歴史を感じさせる重厚な雰囲気だ
ビジェガスがこのポーズでラインを読むだけで、ギャラリーからは拍手が起きる
11番パー3では、アプローチをミスしたもののチップインで見事にパーセーブ!
18番脇のボードにも、石川遼の名前が載った
14番でこの日4つ目のバーディを奪った石川
ミケルソンは、14番でブッシュに打ち込みあわやロストボールの危機。みんなで捜索中
いつも通りのルーティンでショットに臨む石川遼
晴れていても小雨がパラつくスコットランド独特の天気
そんなに大勢で歩いたら、足跡が…

2010年 バークレイズ スコットランドオープン