単独首位にG.ボーディ!市原弘大は57位タイに後退
2009/11/15 10:01
中国・香港にある香港ゴルフクラブで開催されている、欧州男子ツアー第46戦「UBS香港オープン」の3日目。単独首位には通算16アンダーのグレゴリー・ボーディ(フランス)が立っている。
首位に4人が並んで迎えた3日目。その混戦を抜け出したのはボーディだった。4バーディを奪って前半を終えると、後半もペースを落とさず3バーディを決めてベストスコア「63」をマーク。通算16アンダーまでスコアを伸ばし、単独首位に立った。2位には2打差をつけており、このまま逃げ切る可能性も十分だが、後続は実力派ばかり。白熱した最終日になりそうだ。
通算14アンダー、単独2位にはロバート‐ジャン・ダークセン(オランダ)。6バーディ1ボギーと、好スコアでラウンド。前日失いかけていた勢いを取り戻し、優勝争いに踏みとどまった。逆転優勝のためにも、明日は攻めの姿勢を崩すわけにはいかない。
通算11アンダー、単独3位には優勝候補の一角ロリー・マキロイ(北アイルランド)。首位から5ストローク離されているが、実力は十分。若さに溢れたゴルフを期待したい。続く通算10アンダー、4位タイには43位タイから躍進したミゲル-アンヘル・ヒメネス(スペイン)に、ピーター・ラウリー(アイルランド)、フランチェスコ・モリナリ(イタリア)、そして前回チャンピオンの林文堂(台湾)と役者揃い。なお、市原弘大は1つスコアを落して通算1アンダー、57位タイに後退している。
優勝はこのまま上位2人で争われるのか、それとも大逆転劇が待つのか、最後まで目が離せない。