2008年 WGC CA選手権

G.オギルビーがタイガーの連勝を止めた!

2008/03/25 13:44

フロリダ州にあるドラール・ゴルフリゾート&スパで開催されている、2008年WGC(世界ゴルフ選手権)の第2戦「WGC CA選手権」の最終ラウンド。前日の最終日が日没サスペンデッドとなったため、翌日に設けられた予備日に残りのラウンドが行われた。

サスペンデッドとなった時点で首位と5打差の暫定8位タイ。残り7ホールに逆転勝利をかけたタイガー・ウッズは、12番、15番、17番とバーディを奪い、スコアを3つ伸ばして通算15アンダー。先にホールアウトし、後続の結果を見守った。

一方、通算17アンダーの暫定首位からスタートしたジェフ・オギルビー(オーストラリア)。残り9ホールをラウンドしたオギルビーは、スコアメイクに心がけてすべてパーでホールアウト。最終的に2位以下を1打差でかわし、米国PGAツアー4勝目をビッグタイトルで飾った。

通算16アンダーの2位タイには、レティーフ・グーセン(南アフリカ)、ジム・フューリックビジェイ・シン(フィジー)の3人。タイガーは単独5位に終わった。タイガーの昨年から続いていた出場試合連続勝利数は「5」でストップ。今季4試合目の出場にして初めて優勝を逃した。また日本勢では、谷口徹が通算7アンダーで26位タイ、今田竜二が通算5アンダーの34位タイ。片山晋呉は通算7オーバーの73位タイに終わった。

2008年3月24日(日)
日没により決着は予備日へ! タイガーは残り7ホールで5打差を追う

フロリダ州にあるドラール・ゴルフリゾート&スパで開催されている、2008年WGC(世界ゴルフ選手権)の第2戦「WGC CA選手権」の最終日。悪天候の影響により途中3時間に渡る中断を挟んだ結果、24名しかホールアウトできず日没サスペンデッドに。勝敗は予備日へと持ち越されることになった。暫定首位は、9ホールを終えて通算17アンダーとしたジェフ・オギルビー(オーストラリア)。タイガー・ウッズは暫定8位タイと苦しい状況に追い込まれている。

今季無敗、そして大会4連覇を狙うタイガー。日没サスペンデッドとなり、予備日へと持ち込まれることになった残りホールは、わずかに7ホール。首位のオギルビーとは5ストローク差、通算12アンダーの暫定8位タイと厳しい状況となった。しかし、このインターバルが明日の残りラウンドにどのように響いてくるのか? タイガーの明日のプレーに注目が集まる。

一方、通算17アンダーとして暫定ながら首位を走るオギルビー。名だたるビッグネームからのプレッシャーを受けながらも、その座を守り続けている。しかし、日が経つにつれて少しずつ勢いが衰えてきているのが気になるところ。優勝を手にするには、明日の残りラウンドの奮起が必要になるだろう。

そのオギルビーから2打差、通算15アンダーの暫定2位タイにつけているのは、9ホール終了のビジェイ・シン(フィジー)と、10ホールを終えたジム・フューリック。2人とも、スコアを伸ばし始めたタイミングでのサスペンデッド。明日の逆転優勝へ向けて再スタートを切る。続く通算14アンダー、暫定4位タイのレティーフ・グーセン(南アフリカ、10ホール終了)と、グレーム・ストーム(イングランド、9ホール終了)にも十分優勝のチャンスがありそうだ。また、谷口徹は通算7アンダーの暫定27位タイ、今田竜二は通算5アンダーの暫定34位タイでホールアウト。(12ホール終了)は通算6オーバーの暫定70位タイとしている。

2008年 WGC CA選手権