横峯さくら、チャンス作れず通算4アンダー17位タイ
2012/09/16 17:02
ホステスプロの1人として出場した「マンシングウェアレディース東海クラシック」は、横峯さくらにとって2009年に優勝を果たした相性の良い試合。開幕前日に横峯は「なかなか調子が上がってこないのできっかけを掴みたい」と話していたが、最終日は2バーディ、2ボギー、通算4アンダー17位タイに終わった。
スタートの1番で、この日もティショットを左サイドのラフに入れた横峯は、このホールをパーで切り抜けるなど、我慢のゴルフが続いた。6番でバーディを先行させるが、この日はチャンスにつけることがほとんどなく、詰めかけた多くのファンの歓声を浴びることは2回しか無かった。
ラウンド後の横峯は「今日はショットがダメでしたね。ドライバーショットは相変わらず安定しないですね、修正とかもできなくて。でも今日はショートアイアンが良くなかったです」と、2日目には6つのバーディを奪いショットに手応えを感じ始めたが、1日でその感触は消えてしまった。
この日は朝から風も吹き、上位を含めスコアメイクに苦しむ選手もいたが「風は3日間で一番強かったのですが、風の影響ではなく、距離感が合わなかったり、チャンスをつけることが出来ませんでした」と、特に短い距離でのアイアンショットでピンに絡めることができず苦戦してしまったと話す。
それでも「逆にパッティングでは風の影響を受けてしまいましたが、その風も計算しながら打つことは出来ましたので、パッティングに関しては良くなっています」と、長い距離のバーディパットを何度も打つうちに、距離感や方向性など思い通りに打てたことには手応えを掴んでいた。(愛知県知多郡/本橋英治)