2012年 フンドーキンレディース

さくら、アンダーパー出せず20位タイに終わる

2012/05/13 16:26
ドライバーショットでボールの行方を心配そうに見つめる横峯さくら

国内女子ツアー「フンドーキンレディース」の最終日、通算1オーバー9位タイでスタートした横峯さくらは、2番パー3でピン手前3mのパットを決めてバーディを先行させた。ところが、この日の見せ場はこの1ホールのみ。その後に4つのボギーをたたいて通算4オーバーの20位タイに後退して3日間の戦いを終えた。

今季はドライバーショットが左に曲がるなどティショットでトラブルを招くことの多い横峯。しかしこの日は大きなトラブルもなく、むしろグリーン周りのラフや、読みにくい傾斜にカップが切られたグリーン上で苦戦してしまった。

430ヤードと距離の長い15番パー4では、3日連続でのボギーに「同じところでミスを続けたらダメですよね」と肩を落とす。初日がイーブンパーで、2日目は1オーバー、首位とは6打差につけていた横峯だが、3日間1度もアンダーパーを記録することが出来なかった。

「パッティングもショットも許容範囲なのですが、かみ合わないというかチャンスにつけることが出来なかったですね。でも、ミスの感じも以前よりは改善されてきているという感触はあります」と、いつ好スコアが飛び出しても不思議ではない状態にきていると話す。

周囲からは優勝、もしくは優勝争いを期待されていることに対し「来週ですね、来週頑張ります」と、自身に言い聞かせるようにうなずきながらロッカールームへ向かった。(福岡県福岡市/本橋英治)

2012年 フンドーキンレディース