2010年 ダンロップフェニックストーナメント

遼、新たに右脇を締めるスイングに着手!!

2010/11/17 19:12
スイング時に右脇の下にグローブを挟んでラウンドした石川遼

国内男子ツアー「ダンロップフェニックストーナメント」のプロアマ戦に出場した石川遼は、朝のドライビングレンジから行っていた右脇の下にモノを挟んだスイングをプロアマの最中もやり続けた。

ドライバー、フェアウェイウッド、そしてアイアンショットと、アドレスに入るときに右脇の下にグローブを挟んで、テークバックからインパクトまでそれが落ちないように右脇を絞りながらスイング。インパクト後は自然と右脇が開くので、グローブが体から離れて地面に落ちる。

「今までとは全く異なるスイングになっています。ボールの位置を左足よりにしているので、右脇が開いてしまうと、ヘッドの軌道がブレやすくなりますし、体の回転と合わなくてヘッドが遅れてしまったり、インパクト時にヘッドだけが先行してしまったり。もっと体の回転を利かせて、一体化させたいという狙いです」と、グローブ挟みスイングの狙いを話す。

そして、明日から始まる試合に向けて「このコースは左右に曲げて林に入れてしまうと、トラブルになってしまいます。ラフに止まっていてくれれば、パーオンは狙えると思いますので、ティショットを曲げないことが大事になると思います」。この日の練習の成果が出れば、今週も優勝争いに絡むことができそうだ。

2010年 ダンロップフェニックストーナメント