有村智恵、微調整で更なるビッグスコアへ
2012/04/28 17:58
国内女子ツアー「サイバーエージェントレディス」の2日目を4アンダーの首位タイで迎えた有村智恵は、この日も4ストローク伸ばして通算8アンダーでホールアウト。韓国のイ・ジウと並び首位タイで最終日を迎えることになった。
前半は5番でピンの左手前1.2mにつけてバーディを奪うと、7番パー3はピンの右1mにピタリとつけてバーディ。さらに9番ではグリーンの奥目に切られたピンに対し積極的に攻めて手前3mにつけてバーディ。後半の11番でボギーを叩いたが、続く12番で3mを沈めてバーディを奪い、17番パー5は3打目のアプローチがピンをかすめて奥1mからのバーディパットを沈めた。
今週から新しく使用しているドライバーは「まだ、完全に自分に合っているわけではないので」と、調整をしながらのラウンドとなっている。序盤の2番、後半には12番、そして16番から最終18番まで、ドライバーでのティショットが左方向に飛んでしまった。「初日もヘッドに鉛を張っていましたが、今日は2ミリ程度短く切ってみたのですが、少し左に行っていましたね。気合いが入ってきたぶん、左に行くのかもしれません」と分析する。
しかし、アイアンショットは連日好調で「今日も安定していたので、ドライバーの微調整しだいで明日はもっとスコアを伸ばしたいです。優勝争いをしている時のほうが次の1打に集中できるし、いい緊張感をもって出来るので」と、最終日にはさらに多くスコアを伸ばすつもりだ。(千葉県市原市/本橋英治)