Bランガーが7ホールに渡るプレーオフを制す!
2008/03/10 11:59
カリフォルニア州にあるニューポートビーチCCで開催されている、米国チャンピオンズツアーの第5戦「東芝シニアクラシック」の最終日。ベルンハルト・ランガー(ドイツ)が、プレーオフで前回覇者のジェイ・ハースを破り、今季初優勝を手にしている。
6位タイからスタートしたディフェンディングチャンピオンのハースは、7バーディ1ボギーでラウンド。大きくスコアを伸ばして通算14アンダーとし、首位の座を奪ってホールアウトした。これに対し、首位でスタートしたランガーは17番まで4バーディ、3ボギーと我慢のゴルフ。土壇場の最終18番でバーディを決めて追いつき、プレーオフへと持ち込んだ。
一騎打ちの舞台は大激戦となった。プレーオフ1、2ホール目を分けた後の3ホール目では、ランガーが第1打をバンカーに打ち込みながらもパーセーブするなど、今季初優勝を狙う昨年の賞金王に対して一歩も譲らない。意地と意地がぶつかり合った勝負が決したのは7ホール目。18番をパーで上がったハースに対し、ランガーはバーディをマーク。熱戦に終止符を打った。
3位タイには、ハースらと並び「65」をマークしたスコット・シンプソンと、ベン・クレンショー、ゲイリー・マコードの3人が通算11アンダーで並んだ。23位タイからスタートした尾崎直道は、2つスコアを伸ばして通算6アンダーとしたが、順位は32位タイに後退した。また、青木功は2度の連続ボギーを叩くなど振るわず、通算2オーバーの62位タイに後退して大会を終えている。