メジャー第2戦開幕!単独首位にF.ファンク!T.ワトソンは6位タイスタート!
米国チャンピオンズツアーの第15戦「全英シニアオープン」が、イングランドにあるサニングデールGCオールドコースで開幕。フレッド・ファンクが6アンダーで単独首位に立っている。
シニアツアーのメジャー第2戦となる今大会。注目は何と言ってもトム・ワトソン。前週の「全英オープン」で偉業達成まであと一歩に迫ったワトソンは、1番できっちりとバーディを取り、順調なスタートを切ると、4、5番では連続バーディをマーク。6番ではボギーを叩いたが、前半上がりホールでバーディを取り返して前半終了。後半は1バーディ1ボギーとスコアは変わらずホールアウト。グレグ・ノーマン(オーストラリア)、トム・カイトらと並び、3アンダー、6位タイにつけている。
首位に立っているのは、ファンク。こちらもスタートホールでバーディを決めたものの、その後は動きのないまま前半終了。しかし、後半に入ると猛チャージを開始して、11番から連続バーディ。1つスコアを伸ばした後、迎えたラスト2ホールでも再び連続バーディを決めてフィニッシュ。6アンダーで単独首位に立ち、初日を終えている。
首位のワトソンに続いているのは、ジェイ・ハース、ローレン・ロバーツという、シニアツアーで上位常連の2人に、デス・スミス、クリストファー・ウィリアムスを加えた4人。いずれも、ノーボギーでラウンドした首位のファンクに比べると安定感に欠けて4アンダー。2打差の2位タイに並んでいる。
前回覇者のブルース・ヴォーンはイーブンパー、31位タイ。日本勢は、尾崎直道が終盤に崩れ、友利勝良、白浜育男と並び1オーバーの52位タイ。水巻善典は2オーバー、72位タイ。5オーバー、121位タイには池内信治。青木功は8オーバー、138位タイと大きく出遅れている。ワトソンの活躍に刺激を受けたベテランたちがビッグゲームでどんなゴルフを見せてくれるのだろうか。