2003年 ロングアイランドクラシック

多彩なショットが要求される名コースでの開催

2003/08/12 09:00

米国チャンピオンズツアー第22戦『ロングアイランドクラシック』が8月15日(金)から8月17日(日)までの3日間、ニューヨーク州イーストメドウにあるザ・レッドコースatアイゼンハワーパークで開催される。

昨年はH.アーウィンとH.グリーンが14アンダーで並びプレーオフに。18番、12番、13番、18番、12番、13番と6ホールを消化しても決着がつかなかった。そして、日没が危惧されはじめた7ホール目の18番ショートホール、H.アーウィンのティショットはグリーンを捕らえられずラフへ。一方、6メートルにつけたH.グリーンが、見事にバーディパットを決め勝利をモノにした。

開催コースは1926年に全米プロ選手権が開催されたことでも有名。その時の優勝者はウォルター・ヘーゲンだった。コースを設計したのはデベルー・エメットで、他には全米オープン開催コースとして知られるメリーランド州のコングレッショナルの設計なども手がけている。

エメットの時代はヒッコリーシャフト全盛期だったため、コース全長は6000から6300ヤードと若干短め。しかし今日の進化に合わせてコースも距離を長く改良しており、本大会も全長6,806ヤードのセッティングになっている。多彩なショットが求められるショットメーカーのコースで、多くの選手にチャンスがあるトーナメントになるだろう。

今年は賞金ランク上位の選手のエントリーが少ないが、シニア入りしたてですでに1勝を挙げているC.スタドラーや往年の名選手L.トレビノ、B.チャールズなどが出場予定。日本からは海老原清治が出場する。

【主な出場予定選手】
C.スタドラーL.トレビノ、B.チャールズ、海老原清治

2003年 ロングアイランドクラシック