海老原清治が首位と3打差14位の好スタート!!
2003/08/09 09:00
米国チャンピオンズツアー第21戦『3M 選手権』が、ミネソタ州のTPC of ザ・ツインシティーズで開幕した。初日首位に立ったのは5アンダーをマークした3人。ジェリー、マギー、ジム・ソープ、モーリス・ハタルスキーの3人が並んでいる。
マギーとハタルスキーの2人は満遍なくバーディを奪う7つのバーディとボギーつ2という内容だったが、ソープは、スタートから8番までパープレーを続け、最終18番パー5でイーグルを奪うなど後半にスコアを伸ばしてきた。
首位の3人を1打差で追うのは、ディフェンディングチャンピオンのヘール・アーウィンなど5人が並んでいる。今シーズンも1勝を挙げるなど、常に安定した成績を上げているアーウィンは、4つのバーディを奪いボギーはなし。この日も堅実なプレーでスコアを伸ばした。5月のキンコーズクラシック以来のツアー38勝目を収めるのだろうか。
今週、青木功が日本ツアーのサンクロレラ・クラシックにホストプレーヤーとして出場しているため、日本からは海老原清治が唯一出場している。青木はその大会で昨年の雪辱を果たし予選を通過したが、米国では海老原が久しぶりの好スタートを切った。
スタートの1番ホールでボギーを叩くなど、前半は1ボギーで折り返した海老原だが、後半の12番でバーディを奪いイーブンに戻すと、17、18番の上がり2ホールで連続バーディを奪い2アンダーで14位に食い込んだ。今シーズンからチャンピオンズツアーに参戦している海老原だが、トップ10に入ったのは1試合だけ。シーズンも終盤に差し掛かり、来年のシード権を勝ち取るため、そろそろ賞金を稼いでおかなければならない。