本命アーウィンが来た!
2003/05/04 09:00
米国チャンピオンズツアー(米国シニア)第10戦「ブルーノスメモリアルクラシック」は、初日と同じように各選手スコアを伸ばす展開が続いている。初日7アンダーで飛び出したヘイル・アーウィンは、この日もノーボギーのラウンドでスコアを5つ伸ばし、通算12アンダーで単独首位をキープしている。
1打差で追うのはブルース・フライシャーとトム・ジェンキンスの2人。フライシャーは、この日もボギーを1つ叩きながらもスコアを伸ばし、アーウィンの背後にパタリと付いている。ジェンキンスは、14番パー3で今大会初めてのボギーを叩いたが、それを上回る7つのバーディで4位から浮上してきた。
この日最もスコアを伸ばしたのは、1アンダー30位からスタートしたボブ・チャールズだった。スタートから3連続バーディで飛び出すと、5番でもスコアを伸ばした。その後はしばらくパープレーが続いたが、14番からは1ホールおきにバーディを数え7ストローク伸ばした。通算8アンダー、首位と4打差の5位タイまでジャンプアップした。
今週日本から唯一出場している海老原清治は、初日1アンダーと控えめなゴルフだったが、2日目に3ストローク伸ばし16位まで上がってきた。初日のスタートから17連続パーという地味な内容とはことなり、序盤から連続バーディを奪った。しかし、前日唯一バーディを取った18番ホールでボギーを叩き、後半は忘れたころにバーディが転がり込むという内容だった。
今週はバーディ合戦に見えるが、ボギーを叩かず堅実なゴルフをしている選手が上位に来ている。明日最終日、最もミスの少ない選手が優勝しそうな気配が漂う。