2003年 リバティ・ミューチュアル・レジェンズ・オブ・ゴルフ

ブルース・リツキが1打差で逃げ切り優勝!

2003/04/28 09:00

米国チャンピオンズツアー(旧シニア)第9戦「リバティ・ミューチュアル・レジェンズ・オブ・ゴルフ」が、ジョージア州のウェスティン・サバンナハーバーゴルフリゾート&スパで開催された。初日が大雨のため22人しかスタート出来ず、ほとんどの選手が2日目に36ホールラウンドする過酷なスケジュールになった。

そして、2ラウンドを終えて9アンダー単独首位に立ったブルース・リツキが、最終日の前半2バーディ、1ボギーとスコアを1つ伸ばすと、残り9ホールは全てパーでラウンドし、追い上げる選手を1打差でかわし優勝を飾った。

リツキを猛追したのは4アンダー8位からスタートしたデビッド・イーガーだった。第2ラウンドに3バーディを奪ったイーガーは、その勢いのまま最終ラウンドを迎え、最終日も5バーディ、ノーボギーと一人気を吐いたが、追い上げも後一歩及ばなかった。

そのイーガーを上回る好スコアをマークしたのはイーブンパーの22位からスタートしたボビー・ワドキンスだ。バーディを積み重ね、12番ホールからは3連続バーディ。この日だけで7バーディを量産したワドキンスは6位に食い込んだ。

今週日本からは青木功が唯一出場。初日の大雨にリズムを崩した青木は、2日目を追えて10オーバー54位の最下位。最終日はアーノルド・パーマーをかわして53位で終了したが、今後の青木に期待しよう。

ところで、最終的に15オーバーの最下位となったパーマーだが、2日目に36ホールをラウンドして、その最初の18ホールを73でラウンドしている。パーマーは今年の9月で74歳になるため、この73という数字が「エージシュート」だ。すでに何度も達成しているし、今後も数多く記録することになると思うが、36ホールラウンドしてのこの記録は珍しいのではないか。

2003年 リバティ・ミューチュアル・レジェンズ・オブ・ゴルフ