2012年 全米シニアプロ選手権

R.チャップマンがメジャー初戦を制す! 室田は29位タイ

2012/05/28 10:13
ロジャー・チャップマンは終盤に崩れながらもビッグタイトルを手にした。(Gregory Shamus/Getty Images)

◇米国シニア◇全米シニアプロ選手権 最終日◇ハーバーショアGC(ミシガン州)◇6,822ヤード(パー71)

2位に5打差のリードをつけて単独首位からスタートしたロジャー・チャップマン(イングランド)が「72」と1ストローク落としながらも、それまでの貯金を活かし、通算13アンダーで逃げ切り勝利を飾った。

前半7番までに3バーディを奪い、ここまでは悠々の独走状態。最後の5ホールで3つのボギーを叩いたが、逃げ切るには十分な大量リードに守られ、2位に2打差のリードを保ったままホールアウト。初日から首位の座を守り切る完全勝利でメジャーを制し、チャンピオンズツアー初優勝に花を添えた。

通算11アンダーの単独2位にジョン・クック。前半5番(パー5)でイーグルを奪うなど2つ伸ばしたが、序盤のボギー先行が悔やまれる結果となった。通算10アンダーの単独3位にヘイル・アーウィン。通算9アンダーの4位タイに、「63」をマークしたピーター・シニア(オーストラリア)のほか、ベルンハルト・ランガー(ドイツ)、デビッド・フロスト(南アフリカ)ら5人が続いた。

3人が出場した日本勢で唯一決勝ラウンドに進出した室田淳は、5バーディ、1ボギーの「67」をマーク。通算1アンダーの29位タイに浮上して4日間の戦いを終えている。

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