川村昌弘が有終の4位タイ カナダのリーが混戦を制す
2014/03/16 15:40
◇アジアンツアー◇ソレイルオープン 最終日◇ザ・カントリークラブ(フィリピン)◇7,206ヤード(パー71)
上位の総崩れにより混戦となった最終日を制したのは、4位タイからスタートしたリチャード・リー(カナダ)。前半4番でダブルボギーを叩く苦しい立ち上がりとなったが、その後の挽回で「69」と2つ伸ばし、4打差を逆転。後続を1打差で振り切り、通算7アンダーで嬉しいツアー初優勝を手にした。
4選手が決勝ラウンドに進んだ日本勢では、35位から出た川村昌弘が最終日のベストスコア「65」をマークし、通算4アンダーの4位タイに再浮上してフィニッシュ。インスタートの第1組でプレーした川村は「きょうは本当にラッキーだった。1パットが12ホールもあり、強い風が吹き始める前にハーフターンできた。まさか再びリーダーボードに自分の名前が載るとは思わなかった」と嬉しそうにプレーを振り返った。
4位スタートの谷昭範は「75」と崩れて通算1アンダーの12位、片岡大育は通算6オーバーの35位、中島徹は通算9オーバーの50位で大会を終えた。
また、単独首位から逃げ切りを図ったアンジェロ・キュー(フィリピン)は、1番でバーディを先行させた直後の2番(パー5)で「12」を叩き、早々に優勝争いから脱落。最終的に「82」の大叩きで21位に沈み、ツアー通算3勝目を母国タイトルで飾ることは叶わなかった。