2012/04/02上達ヒントの宝箱

【WORLD】バンカーから1打で脱出する方法 by ブッチ・ハーモン

私のベストアドバイス グリーン脇のバンカーに入れてしまった場合、多くのゴルファーの問題は、昔からある単純な恐怖感である。砂に入ったボールを見下ろすゴルファーはまるで、ヘビがウヨウヨいる穴を見ているようだ。そしてスイングでそれが立証される。短く、硬く、ボールまでしか振らないのだ。 恐怖感に耐える方法は一人ひとり違うが、気をつけるのは心拍数と、手と腕の緊張のレベルだ。スイング自体については、ひとつの考えに集中すること。砂を叩いて、フォロースルーする(左写真)。 しっかりと砂を先に打つために、スタンスの飛球線方向側、左足のかかと内側にボールを置く。それから4分の3ほどバックスイングして、クラブに勢い...
2012/04/09上達ヒントの宝箱

【WORLD】ショットを左にミスするのをやめよう by ハンク・ヘイニー

グリップをちょっと変えて、フックをなくそう もしショットがフック気味だとしたら、まずラッキーだと思うべきだ。フックはすばらしいゴルフスイングへの道のりで最後の停車駅であり、安定したパワフルなショットを打つところまであと一歩のところまで来ているということになる。ただし、もう一歩進んでスクラッチプレーヤー、あるいはそれに近づくためには、ボールの飛び方に関する問題をやはり解決しなければならない。 右から左にボールを曲げすぎる(フック)プレーヤーの間で最も一般的な誤りは、まずストロンググリップにしていることである。写真に示すように、右手がターゲットから離れるように右に向かってそれ、クラブの下側に移動す...
2012/02/13上達ヒントの宝箱

【WORLD】1.2m以内をすべて決めよう by ブライアン・ゲイ

ショートパットを決められる理由 まず初めに、白状しよう。私は2011年のPGAツアーで試みたすべてのショートパットを決めたわけではない。5フィート(約1.5m)以内の1024パットのうち、決めたのは1006回だ(98.24%)。だから私のアドバイスが欲しくないというなら、それも理解できる。 冗談は置いておいて、ほとんどのショートパットを私が決められる理由は、私が理にかなった基本を守り、その基本から決して離れることがないからだ。もし、決めなくてはならないパットを普段からミスしているのならば、私のアドバイスが役に立つことだろう。 1. アライメント 最も大切なことはアライメントだ。私はカップまで4...
2011/12/05上達ヒントの宝箱

【WORLD】プロのようにパットする方法 by デイブ・ストックトン

見て、感じよう スタンス、ポスチャー、どのくらいヒザを曲げるかなどの的確なアドバイスを求めているのなら、ここを読んでも意味がない。大切なのはアドレスであなたとボールの距離を一定にすることだけだ。そしてボールの真上に目の位置をもってくること。あとは心地よく感じるセットアップをすればいいのだ。ボールの真上に目の位置をもってくれば、ラインを見ることができる。構えが心地よければ、フィーリングに集中できるだろう。私自身、ポスチャーやスタンスはラウンド中も変わる。身体の感じ方によるからだ。しかし目はいつでもボールの真上にあるものだ。 目はいつでもボールの真上 ポスチャーやスタンスを変えてもいいが、目はボー...
2009/03/11上達ヒントの宝箱

ドライバーの飛距離が上がる右手の使い方

飛距離が上がる右手の使い方 「体の右側と左側、どっちが大事なんですか?」なんて疑問を持っているゴルファーは多いと思いますが、どちらも大事です。大切なのは、それぞれの正しい動きを知る事。そして正しく動けるためのポイントを紹介します。 ポイントは右ひじの絞り! ゴルフで体の右サイド(右打ちの場合)と言えば、パワーを司る重要なところなので、正しい動かし方を覚えて安定した飛距離アップにつなげたいですよね。 ポイントは右ひじの絞り! ハーフウェイダウンの時点(左画像)で、右ひじがわき腹を突くような動きが正しい動きになります。これは正面からの画像ですが、後方から見ると右ひじは90度近くまで折れている状態に...
2010/02/26上達ヒントの宝箱

低いフォローで安定感UP!

低いフォローで安定感UP! ヘッドスピードが速く、飛距離には自信があっても、大けがも多い。そんな方は、インパクトからフォローにかけてヘッドを低くキープして、インパクトゾーンを長く保つことが肝心。今回はそのための体の使い方を学びましょう。 時代遅れの打ち方をしていませんか? リストを利かせて、擦り上げるように打つ。球離れの遅いパーシモンの時代は、そうしたスイングが主流でした。しかし、球離れの早い現代の道具には、相応しくありません。まずは、写真のように、12時と6時の方向に手を広げて、トップの形を作ってみましょう。 右足の母指球とかかとを意識 テークバックでは、右足の母指球とかかとの2点で体重を受...
2010/03/31上達ヒントの宝箱

知っておきたい!パッティングのコツ

知っておきたい!パッティングのコツ 多くのアマチュアゴルファーの方が、パッティングのコツを知らないために、パット数がかさんでしまっています。今回はそのコツを覚えて、スコアアップに役立ててください! ありがちなのは アマチュアゴルファーのパッティングでもっとも多いのが、大きなテークバックから・・・ インパクトで終わりは× インパクトに向けて減速し、ボールに当てて止めてしまうパターン。なぜこれではいけないのか・・・ 大きなテークバックにリスクがいっぱい 大きくテークバックするということは、それだけインサイドやアウトサイドに引きすぎてしまったり、ゆれてしまったりといったリスクを増大させる原因になりま...
2009/07/01上達ヒントの宝箱

飛ばしの素振り(1)【タオル編】

飛ばしの素振り(1)【タオル編】 足立智明です。今回から10回に渡って飛距離アップにつながる練習法を紹介していきます。第一回目は、タオルを使った飛距離アップ練習法です。長さ1メートルくらいのスポーツタオルをご用意ください。手ぬぐいよりも大きく、バスタオルよりも小さいものが良いでしょう。 ■用意するもの 長さ1メートルくらいのスポーツタオル タオルの先を結ぶ そして、タオルの先を結んでください。可能であれば、結んだ部分だけ水に浸して重みをつけると更に良いでしょう。振ったときに水が飛び散らないよう、しっかり絞ってください。 脱力する そして結び目を下に垂らしてアドレスを取ります。ポイントは脱力する...
2011/04/18上達ヒントの宝箱

ドライバーショットの基本!

ドライバーショットとアイアンショットの違いは? ドライバーショットとアイアンショットの違いは何でしょうか?それは、ボールのライです。アイアンショットの場合、ボールが地面と接触しているのに対して、ドライバーショットではボールが空中に浮いています。アイアンショットは緩やかな下降軌道(ダウンブロー)で打つことにより、ボールが空中に上がりました。しかし、ドライバーショットの場合は、下降軌道が強くなるとクラブがボールの下を潜り抜けてしまうミスが出ます。これがいわゆるテンプラショットです。この様なミスを防ぐために、ドライバーショットでは地面と水平軌道(レベルブロー)、または上昇軌道(アッパーブロー)でイン...
2012/03/12上達ヒントの宝箱

【WORLD】今よりもっと飛ばすための3つの秘訣 by ハンター・メイハン

クラブはインサイドに落とすように ドローボールはフェードボールよりも明らかに球の勢いが強い。そして、ドライバーショットを右から左へと飛ばすには、ボールへのクラブの軌道を改善するのが一番いい。ダウンスイングを始めるとき、私は腕をできるだけ体に近づけて、ターゲットラインの内側からクラブをスイングするスペースを大きく取るようにしている。微妙な動きではあるが、それによってクラブをまっすぐ落としている感覚が得られる。 体を回転させる前に、左へ体重をシフトする ダウンスイングのとき、私は脚と胸をターゲットに向かってシフトさせ、それから体の回転を始めてショットしたいと考えている。ときどき早い段階で体が回りす...
2012/02/27上達ヒントの宝箱

【WORLD】高いロブショットの打ち方 by トム・ワトソン

フェースをオープンに保ち、ボールを切るように打つ ここで取り上げるのは、取り組まなければならない可能性がある一番難しいショット、すなわちピンが手前にあるときに使う、ソフトなロブショットだ。 私はこれを11歳の時に、56度のウェッジを使って恩師のスタン・シルスクから学んだ。 よりハイロフトの現在のモデルを使えば、もっと簡単だろう。スタンは、腕でクラブを外側にテイクバックしてから(写真1、2)・・・・・・ フェースが空を向き続ける クラブをターゲットのかなり左方向に向けて振り下ろして、ボールを打つように教えてくれた(写真3、4)。 左を向くように少しスタンスをオープンにしてから、クラブフェースを右...
2012/01/23上達ヒントの宝箱

【WORLD】いかにインパクトを迎えるか by ザック・ジョンソン

「腕で身体をリード」するのが私のキーポイント 私がうまくボールを打っている時は、腕と身体の調和がとれている。ただし、ダウンスイングの始まりで、身体からスタートすることがある。ショットを曲げてしまうようなときはそうだ。自分では、バックスイングでもダウンスイングでも腕で身体をリードしたいのであって、その逆ではない。最近は、ボディターンについて語られることが多いので、あなたが聞いてきた話とは違うかもしれない。でも現実には、打ちはじめでゴルファーの多くは身体を回転させすぎて、腕を充分に振っていない。私の場合、回転が速すぎるのは臀部だ。このため身体がオープンに回転し、クラブをアウトサイドに押し出すため、...
2012/02/06上達ヒントの宝箱

【WORLD】バンカーショットはシンプルに by リッキー・ファウラー

オープンに構える 身体とクラブフェースをオープンに構え、身体はターゲットの左側を向き、フェースは右側を向くようにする。 直線に揃えること クラブのバウンスを利用するためには、手とクラブがボールのポジションに同時に来るような感覚を得ることだ。 私のバンカーテクニックはブレない 私のバンカーテクニックはブレない。そしてあなたのバンカーテクニックもそうあるべきだ。以前、バンカーでのプレーで苦しんでいた頃、私はいろいろなショットを試し、そのことでショットがバラついていた。下半身が動きすぎ、決まったショットというものを持たなかった。いま、私がスイング時に考えるのは、良いリズムだけである。つまり、私のスイ...
2012/01/06上達ヒントの宝箱

【WORLD】クラシックな教えも、やりすぎると悪くなる by キャメロン・マコーミック

1 「頭を動かすな」 おそらく、逆効果になりやすいアドバイスのもっとも一般的な例が、「頭を動かすな」というものだろう。クラブを引っ張りあげてトップするゴルファーに対して一般的に言われる言葉だ。問題は、それを考えるあまりテイクバックとフォロースルーに緊張が生まれ、特にインパクト時に悪影響を及ぼすこと。頭を一箇所に固定してしまうと体がターゲットに向かって回転せず、フォロースルー時の腕のスペースが狭くなってしまう。すると、多くのゴルファーはリードする左腕が弱々しく折れ曲がってしまいやすいのだ(写真左)。 それよりも、あごと胸骨と腰を同時にリリースして、両腕が伸びるようにしたほうがよい(写真右)。バッ...
2010/09/13上達ヒントの宝箱

低く出してキュッと止めるアプローチ

低く出してキュッと止めるアプローチ 上方に木の枝が張りだしていて、なおかつ転がせない状況などで、ワザが光るアプローチです。低く出すのでグリーン面に当たる角度が浅くなる上に、強いスピンで止めなければならないので、かなり難易度が高いショットですが、アプローチの楽しみを広げてくれるはずですよ。 インパクトはカットではなく、押し込む感じ カットめにフェースを入れて、ボールを上げながらスピンをかけるのは、イメージできると思います。しかし、低く出してキュッと止めるのは、ちょっと想像が難しいですよね。インパクトのイメージは、カット目ではなく、ボールに対してフェースを被せて、強く押し込むような感じなんです。で...
2011/09/05上達ヒントの宝箱

【WORLD】下りのスライスライン~3つのカギ

1.近くにカップをイメージする このようなパッティングでは、ボールがカップを2~3メートルオーバーしてしまうことがよくあります。これを避けるには、カップがもっと手前、下りラインの3分の2くらいにあるとイメージしてください。そして、下り傾斜と重力で残りの距離をボールが転がるスタートポイントを探します。そこがあなたが狙うところです。 2.グリップは柔らかく ほとんどのゴルファーは、このような転がりやすいパッティングを苦手とし、クラブの握りが強くなりがちです。問題はそこで、強い握りほどフィーリングを鈍らせるものはありません。したがって、グリップの強さを意識する必要があります。力の加減を1~10で言う...
2009/09/09上達ヒントの宝箱

ドローボールで飛ばす

ドローボールで飛ばす 適正なスピン量でランが稼げるドローボールで飛ばす方法です。まずは通常のアドレスを取ってから、右足を15cm程度後ろに引いて構えてクローズスタンスを作ってください。 通常のアドレスとボール位置 これは通常のアドレスとボールの位置ですが、ドローボールを打つにはクローズスタンスにする必要があります(次ページへ)。 クローズスタンスにする 右足を後ろに引いて、両足、両肩のラインが目標よりも右側を向くクローズスタンスにします。これは正面から見た写真ですが、通常のアドレスでセットするよりもボール位置が左寄りになるのが正解です。 アドレスを取る アドレスを取ります。前ページの写真では通...
2009/04/08上達ヒントの宝箱

正しいロングアイアンのインパクトイメージ

正しいロングアイアンのインパクトイメージ ロングアイアン(5番以上)のイメージです。スイング円弧の最下点でインパクトすることになります。短いクラブと比べて難しくなる最大の理由がココにあります。しかし正しいイメージを持てば、自然に打てるようになるので難しく考えずに取組んでみてください。では紹介しましょう。 アドレスのスタンス幅 アドレスのスタンス幅です。肩幅よりも両足とも一足分、外側に広げるくらいが良いでしょう。 飛球線後方に印を ミドルアイアン同様、右足かかと線上、ボールの飛球線後方にガムテープで印をつけます。ここがダウンスイング時にヘッドを落とす目標になります。 トップ トップは、シャフトと...
2011/02/07上達ヒントの宝箱

軸に対する回転を理解しよう!

背骨を中心軸とした回転運動! 前回はスイングづくりの基本的な考え方を解説しましたが、今回から鈴木真一コーチにも手伝ってもらいながら、体の動きを詳しく紹介しましょう。正しく体を動かす為には3つ重要なポイントがあります。まず1つ目は背骨を中心軸として回転運動を行なうことです。軸に対して回転することでクラブの動きの安定さを得るだけでなく、遠心力を最大に利用することができます。 軸を意識していないと起こるミス1 軸に対する回転を理解していない人が陥りやすいミスを紹介しましょう。軸を意識していない人は、手と腕を主体にスイングをしようとします。バックスイングで腕を担ぎ上げる為、体重移動が行なわれずに軸が目...
2013/10/01上達ヒントの宝箱

正しい体重移動で飛距離アップ! by 宮本勝昌

体重移動で、ボールにパワーを伝えよう ボールを飛ばすための秘訣は、スイング中にしっかりと体重移動を行うことです。バックスイングで右サイドに乗せた体重を左サイドに移動することで、スイングのパワーを余すことなくボールに伝えることができるようになります。正しく体重移動ができているかどうかは、フィニッシュの両足の状態でチェックしましょう。 右足に体重が残っていると…… 「ボールに当てたい」、「ヘッドをアドレス時の状態に戻したい」という気持ちが強いと、下半身をうまく使えずに、手打ちになりがちです。腕の力だけでボールを打つと、結果的に体重が右足に残ってしまい、ダフリやトップなどさまざまなミスの原因になりま...