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P.ミケルソン首位堅守!石川遼は3戦連続予選落ち

◇米国男子◇ウェイストマネジメント フェニックスオープン 2日目◇TPCスコッツデール(アリゾナ州)◇7,216ヤード(パー71)

自己ベストに並ぶ「60」をマークし単独首位となったフィル・ミケルソンが、スコアを6つ伸ばして通算17アンダーでホールアウト。2位以下に4打差をつけて主役の座を守っている。

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この日も快調にスコアを伸ばしたミケルソンは、15番パー5でイーグルを奪うなど17番を終えて8ストローク伸ばしていた。しかし最終18番、ティショットをフェアウェイ左サイドの池に入れダブルボギーをたたいてしまった。

通算13アンダー単独2位はビル・ハース、通算12アンダー3位タイにキーガン・ブラッドリーブラント・スネデカーの2人。米ツアーを代表する強豪が上位に名を連ねている。さらに1打差の通算11アンダー5位タイには韓国のチャーリー・ウィ、アルゼンチンのアンヘル・カブレラも健闘している。

今大会で自身開幕戦から3試合目を迎える石川遼は、第1ラウンドを1オーバーでラウンドし、100位タイからの巻き返しを狙ったが、さらにスコアを2つ落として通算3オーバー。121位タイで3試合連続での予選落ちとなった。

<最終ホールで池ポチャもP.ミケルソンは大量リードをキープ>
前日の「60」ストロークの興奮冷めやらぬまま迎えた第2ラウンド。ミケルソンは出だしから6ホール連続パー、前半ハーフで伸ばしたスコアは2つにとどまっていた。しかし、キーガン・ブラッドリーに一時首位を明け渡して迎えた後半に猛チャージ。11番から3連続バーディを奪うと、15番(パー5)では残りピンまで191ヤードの第2打で、8番アイアンを強振しピンそば1.5メートルにつけてイーグル。17番ではフェアウェイウッドで1オンさせ、楽々バーディを決めた。

18番はティショットを左サイドの池に入れてダブルボギーフィニッシュとなったが、2位との差は4ストロークに。「良いスタートは切れなかったけれど、我慢して中盤にバーディ、イーグルと獲れた。残念なことに、ダブルボギーで望んでいた終わり方はできなかったけれど、(これから)このコースで起こりうる実例だと捉えている」。1996年、2005年以来の大会通算3勝目に向け、最終ホールのミスも余計に手綱を締める一因となったようだ。

ムービングデーの最終組はミケルソンのほか、ブラッドリーとビル・ハースが入った。この3人は昨年2月の「ノーザントラストオープン」で三つ巴のプレーオフを戦った因縁もある。当時はハースが2人を振り切った。ビッグレフティは見事“リベンジ”を果たせば、今季初勝利へさらに近づいていく。

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