4連覇を狙うスティーブ・ストリッカーが2位に浮上（Gregory Shamus/Getty Images）

◇米国男子◇ジョンディアクラシック3日目◇TPCディアラン（イリノイ州）◇7,257ヤード（パー71）

米ツアー史上5人目となる大会4連覇が、いよいよ現実味を帯びてきた。8位タイからスタートしたスティーブ・ストリッカーが4連続を含む7バーディ、2ボギーの「66」をマーク。通算15アンダーの単独2位に浮上し、3打差で追う首位を逆転圏内に捕らえて明日の最終日を迎える。

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停滞はそのまま後退を意味する、連日のバーディ合戦。ストリッカーは前半こそ1つ伸ばすにとどまり順位を下げたが、折り返し直後の10番（パー5）でバーディ奪うと、14番からのスパートが圧巻だった。14番の2打目を50センチに絡めるスーパーショットを皮切りに、17番まで4連続バーディ。最終18番はグリーンを外してボギーフィニッシュとしたものの、タイガー・ウッズが08年に記録して以来となる大会4連覇へ弾みをつける内容で3日目を終えている。

初日から単独首位の座をキープしているのは、通算18アンダーまで伸ばしているトロイ・マッテソン。09年「フライズドットコムオープン」以来3シーズンぶりとなるツアー通算3勝目に王手をかけている。通算14アンダーの2位タイに、ザック・ジョンソンとブライアン・ハーマン。通算13アンダーの5位タイに、ビリー・ハーリーIII、J.J.ヘンリー、ジョン・センデン（オーストラリア）の3人が続いている。