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L.ドナルドが逆転優勝!前人未踏のW賞金王の快挙に挑む

◇米国男子◇チルドレンズ ミラクル ネットワーク クラシック最終日◇マグノリアGC(フロリダ州)7,516ヤード(パー72)

賞金ランク首位のウェブ・シンプソンに約36万ドルのビハインドで逆転を狙うルーク・ドナルド(イングランド)。今大会2位以上でフィニッシュしなければその可能性が潰えるところまで追い込まれたドナルドは、最終日に怒濤のバーディラッシュを繰り広げ、その奇跡を手繰り寄せた。

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首位と5打差の14位タイからスタートしたドナルドは、スタートから連続バーディの好発進。5番、セカンドショットがグリーンを捕らえることができず2パットのボギーとするも、6番、7番の連続バーディで取り返した。8番で再びボギーを叩いて前半を折り返すが、ドナルドの猛攻はここからスタートする。10番(パー5)はアプローチを50cmにつけてバーディ。続いて2.5m、1.5m、6m・・・と次々に沈め、圧巻の6連続バーディで、みるみるうちに上位陣を退け首位に浮上。2位に2打差をつけ逆転優勝を飾り、同時にシンプソンを逆転し米国男子ツアー賞金王が決定した。

ドナルドは、欧州男子ツアーでの賞金ランキングでも現在首位。12月第2週の最終戦まで試合は続くが、2位のロリー・マキロイに130万ユーロの差をつけているため逃げ切る可能性は高い。米国、欧州のWタイトル獲得は前人未踏の快挙となる。

通算15アンダーの単独2位にはジャスティン・レナード、通算14アンダーの3位タイには、トム・パーニスJr.カン・スンフン(韓国)、ケビン・チャッペルの3選手が並んだ。最終戦で賞金ランク首位の座を奪われることになってしまったシンプソンは通算13アンダーの6位タイ、今田竜二は通算8アンダーの28位タイでフィニッシュしている。

2011年 チルドレンズ ミラクル ネットワーク クラシック



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