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期間:04/09~04/12  場所: オーガスタナショナルGC(ジョージア州)

もったいなかったマキロイ 7打差発進も「アンダーパーで満足」

キャリアグランドスラムのかかるR.マキロ キャリアグランドスラムのかかるR.マキロイの初日は「我慢の1日」となった(Ezra Shaw/Getty Images)

ゴルフ4大メジャー制覇「キャリア グランドスラム」を狙う世界ランク1位のロリー・マキロイは、午前10時41分に第1ラウンドをスタート開始。前半は1バーディ、1ボギーの「36」、後半は2バーディ1ボギーの「35」で1アンダーにまとめ、松山英樹らと並ぶ18位で初日のプレーを終えた。フェアウェイを外したのは2番のみ、メジャーでは9ラウンド連続となるアンダーパーだったが…。8アンダー「64」で飛び出した首位ジョーダン・スピースとの7打差を、第2ラウンド以降のプレーで追撃する試合展開となった。

序盤から攻めのゴルフが噛みあわず、パーを続けたマキロイ。6番のパー3でスコアが動いた。ティショットはグリーンの表面を捕らえたが、強い受け傾斜の影響でグリーン手前まで転がり落ちてしまう。2打目は逆目の芝にウェッジのリーディングエッジが引っかかりミスショット。ほぼ同じ位置からの3打目をパターで60cmに寄せて、なんとかボギーで切り抜けた。続く7番で、残り119ydからの2打目をピン上2mにつけ、下りの難しいスライスラインを沈めて、すぐに取り戻すバウンスバックバーディに成功した。

11番はグリーン右に外したセカンドショットが痛かった。約20mの3打目アプローチも6mショート。パーパットは狙い通りに打つことができたようだったが、カップの右を通り抜けてパーセーブできなかった。左ドッグレッグの13番パー5は、ショートカットを狙ったものの、右にプッシュアウト。ただ、ピンまで198ydの2打目でグリーンを捕らえて2オンに成功し、22mをしっかり2パットで収めてバーディを奪い返した。

15番パー5では327ydのビッグドライブがあだとなり、思わぬ回り道を強いられた。フェアウエー左サイドをガードする木の後ろで、直接グリーンを狙うことができなかったため、2打目はグリーン右サイドをガードするバンカーのさらに右の観客エリアへ。3打目は直線でいくとピンまでバンカー越えを強いられるリスクの高いロケーション。ボールのライが沈んでいたことを冷静に判断し、あえてバンカー越えを狙わず右方向の安全ルートでパーオンを優先した。池に向かっていく下りの7mスライスラインを絶妙のタッチで沈め、3つめのバーディを奪いようやくアンダーパーの世界に入った。

<解説者アンディー和田の視点>

ホールアウト後のインタビューでは「良いプレーが出来てアンダーパーで満足」と総括したが、表情はいつもよりも硬く、言葉以上にしっくりこないところがあったようだ。「風が方向を変えトリッキーでした。ピンの位置もタフでしたね」とコース状況を振り返る一方で、自身の調子とも向き合い「今日は我慢の日だって自分に言い聞かせていました」という。特に前半はスコアこそ動かなかったが、バーディを狙えるホールでミスショットの末、1パットパーとしたホールが目立った。

2日目は最終組の1つ前で、午後1時48分のスタート。その頃には、首位のスピースが16ホール前後まで消化している計算となるため、その時点での「差」がプレーにも影響しそうだ。初日以上に開いているようであれば、逆に攻めるゴルフに集中する好材料になる? 失敗を怖がらずに振り抜くことで迷いが消えれば、マキロイスマイルも復活するかもしれない。

【マキロイの第1ラウンドデータ】

・バーディ:3、パー:13、ボギー:2
・パー3:1オーバー、パー4:イーブンパー、パー5:2アンダー
・フェアウエーキープ:14ホール中 13ホール(この日最多)
・パーオン:18ホール中12ホール
・合計パット数 29パット(1パット7回)
・ドライビングディスタンス 平均293ヤード
(5番 258ヤード/15番 327ヤード)


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