ダスティン・ジョンソンは東京五輪に出場せず(Brian Rothmuller／Icon Sportswire via Getty Images)

◇米国男子◇プレーヤーズ選手権 3日目（13日）◇TPCソーグラス（フロリダ州）◇7189yd（パー72）

男子ゴルフの世界ランキング1位、ダスティン・ジョンソンが13日、「東京五輪」を欠場する意思を示した。PGAツアーでのプレーを優先させるため、米国代表を辞退したことを明らかにした。

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ジョンソンは「プレーヤーズ選手権」3日目のラウンド後のインタビューで、出場しない理由に夏場の過密日程を挙げた。「移動は長距離にわたり、（五輪の）翌週にはWGC（世界選手権シリーズ／WGCフェデックス セントジュード招待）がある。2週前には全英オープンもある。PGAツアーに集中するにはあまりに多くの移動の時間を伴う」と話した。

2016年の「リオデジャネイロ五輪」は現地でのジカ熱への心配から欠場。「東京」についても以前は代表を辞退していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で21年への延期が決まった際には「僕はずっと五輪のファン。（以前は）ゴルフが正式種目に入るとは思っていなかったが、今はそうなった。もう一度時間をかけて考える必要がある」と再検討する考えを口にしていた。

男女各60人が出場する東京五輪の代表選手は、世界ランキングに基づくオリンピックランキングで決まる。各国のランク上位2人、15位以内に3人以上いる場合は最大4人までが出場可能。男子は6月21日時点でのランクが採用される。

ジョンソンが辞退した米国代表は現在のランクでは、ジャスティン・トーマス、コリン・モリカワ、ザンダー・シャウフェレ、ブライソン・デシャンボーが出場圏内にいる。