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2023年1月 東浩子【第1回】プロ10年目の初スランプ

1992年5月1日生まれ、岡山県勝央町(しょうおうちょう)出身。2012年のプロテストに2度目の受験で合格。

10周年を迎えた「Hot Shot with GDO」と同じく、プロ生活10年の東浩子に「これまでの10年、ここからの10年」をテーマに話を聞く。

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ルーキーだった10年前と比べると、活躍する選手の入れ替わりが激しいと感じる。当時は注目選手でも1年間ほど下積みがあり、翌年以降に優勝するパターンが多かったが、今はプロテストに合格し、QTを通過してそのままの勢いで優勝。自分たちの世代では考えられないスピード感に、圧倒されるばかりだ。

2022年はQTランキング15位の資格でレギュラーツアー19試合、ステップアップツアー5試合に出場。4月の「ヤマハレディースオープン葛城」の会場への移動で、自宅を出る時に荷物を持った途端に腰に痛みを感じた。

出場はしたものの、徐々に症状が悪化して試合中に棄権。リランキングが迫る中、治療で1カ月間ツアーを離脱する判断には勇気が必要だった。

自身のキャリアの中で最も悪いシーズンを経験したが、前向きにとらえれば、ゴルフとの向き合い方を改めて考え直す、いいきっかけになった。

QTファイナルに進出することができず、終わった直後はどのような形でゴルフを続けていくか答えがなかった。色々と考えた結果、けがもあったが、まだまだやれると思えるので、ステップアップツアーを主戦場とする予定。

プロになってからここまでの挫折を経験したことがなかったので、もう一度立て直すための下積み期間だと思って、頑張っていきたい。



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