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タイランドクラシック
期間:02/12~02/15  場所: ブラックマウンテンGC(タイ)

地の利を活かした飛ばし屋ヘンドが単独首位に浮上

「タイランドクラシック」は3日目を終え、パワーヒッターとして見事なパフォーマンスを披露したスコット・ヘンドが1打差の首位に立つ展開となった。

昨年、香港で欧州ツアー初優勝を飾った豪州出身のヘンドは、後半を「32」でまとめ、この日のスコアを「66」として、ミゲル・アンヘル・ヒメネストンチャイ・ジェイディーに先んじることに成功した。

一日を通して無類の飛距離と正確性の組み合わさったゴルフを見せたヘンドは、ロングホールの2番でバーディを奪うと、7番ではあとわずかでチップインというショットを放つなど、前半を「34」でラウンドした。

しかし、41歳のヘンドがトップギアに入り、本領を発揮したのは後半に入ってからだった。10番で2メートルのバーディパットを沈めると、13番ではギリギリのところでアルバトロスを決め損なった。ヘンドはフェアウェイに超弩級のドライバーショットを放つと、5番アイアンで放った2打目はグリーン手前で跳ね、ボールはカップの左エッジをかすめるようにして転がって1メートル先で止まり、残りのパットを難なく決めて、このホールをイーグルとした。

ヘンドはチップインバーディを決めた15番でもさらにスコアを伸ばし、もう少しでワンオンを果たしそうになったパー4の17番でも簡単にバーディを奪うも、3パットした最終ホールではボギーを叩き、通算15アンダーで最終日を迎えることとなった。

「良いラウンドで、良い位置につけることができた」とヘンド。「とても堅調なプレーで、パットがとても良かった。ミスは一度だけだったから、とても良いラウンドだったね」。

「この位置にいなきゃいけないんだ、日曜の最終組にね。またトンチャイと同組だし、ミゲルとも同じ組になるから、明日はちょっとした試練だね」

「ゴルフを生業としている僕は好運だし、特権を与えられていると思う。そして、皆、日曜に優勝争いをするのを目指しているんだよ」

かつて今大会を共催するアジアンツアーで年間最優秀新人賞に輝いたことのあるヘンドは、13番での見事なプレーについて「あれは飛距離のある良いドライブだったし、5番アイアンも良い感じで打てて、グリーンのフリンジで良い方向にバウンドしてくれたんだ。どれくらい惜しかったのか僕からは定かではなかったのだけど、行ってみたらかなり近いところにあったので良かったね。歓声を聞いたときは、もしかしたら入ったのかもしれないとは思ったよ。僕の位置からはホールが見えなかったんだ」。

自身の持つ欧州ツアー最年長優勝記録の更新を狙う51歳でスペイン出身のヒメネスは、風邪による体調不良に悩まされながらも、ブラックマウンテンGCでの2日目までを「67」と「66」でラウンドし、大会折り返し時点で1打差の首位に立ったのだが、この日は3アンダーの「69」でラウンドするのが精一杯だった。

既に今季はチャンピオンズツアーで優勝を果たしているヒメネスは、ロングホールの2番でバーディを奪うも、その後の7ホールをパーとしたため、ヘンド、ジェイディー、そしてキラデク・アフィバーンラトと首位を分け合う展開となった。

10番でタップインのバーディを奪ったことにより、再び単独首位に立ったヒメネスだったが、その後はヘンドに先行を許した。17番で1.5メートルのバーディパットを沈めて差を縮めたが、最終ホールでは同じ距離のパットを外し、首位に並ぶには至らなかった。

「良いプレーができているし、良いショットが打てている」とヒメネス。「いくつかパットを外したが、多くのチャンスを作り出している」。

「ここは美しい場所で、天気も最高だ。格好のシナリオだな。今日は5、6アンダーでもおかしくない出来だったが、まあそれがゴルフというもので、受け入れなくてはいけない」

ジェイディーも2番でバーディを奪い、4番では9メートルのバーディパットを沈めた。

地元の一番人気にして大会アンバサダーのジェイディーは、ピンそばにつけた10番でバーディを奪うと、15番では2メートルのバーディパットを決めた。最終ホールでもバーディを奪い、この日はノーボギー。ヒメネスと並んで通算14アンダーで最終日を迎える。

欧州ツアー6勝のジェイディーは、ヒメネス同様、最終日はパッティングの向上に目標を置いている。

「パッティングを練習しないといけないですね。この大会で勝つ上で鍵を握るのはパッティングです」とジェイディー。

「自分のゴルフを貫くだけです。パットが良くなれば、良いスコアを出すチャンスはありますね」

もう1人の地元のホープ、アフィバーンラトは後半にスコアを伸ばすことができず、通算12アンダーの4位となっている。


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