【WORLD】コーラ好きの努力家 J.ブリクスト
1998年 日本オープンゴルフ選手権
期間:10/01〜10/04 場所:大洗GC(茨城)
雨の初日、尾崎直道らが1アンダー首位!
タフでなる茨城県・大洗GCを舞台にいよいよ日本オープンが始まった。初日はあいにくの雨でコースは想像を絶する難しさ。アンダーでホールアウトできたのは尾崎直道、井戸木鴻樹の2人だけだった。 またイーブンでプレーしたのはジャンボ尾崎、C.パリーなど7人。さすがに本命選手はしっかりスコアを作ってくる。
尾崎直道は5バーディ、4ボギーというラウンド。「固いゴルフができた。ひどい雨で1ホール1ホール神経をつかったから、2ラウンドやったような感じだ」
雨がたまるとグリーンにローラーをかける。しかしこのローラーが曲者で「かけてる間につい考え込んでしまう。だから難しい。それにローラーをかけた後ではグリーンが変化してしまうしね。マイッたよ」
本命の一人、ジャンボ尾崎はイーブン。「まぁまぁだね。でも1つでも2つでもアンダーを出さないとね。たとえ1ストロークでも、イーブンとアンダーでは違うから」
C.パリーもしっかりイーブン。「とてもコースが長くハードだった。ストップしてはまた打っての連続で大変だった。明日は速い良いグリーンに戻ってくれるといいね」
有名・中堅選手がひしめいている中で一人無名だったのが中島武志。ダブルボギーを2つ叩きながらのパープレーはすごい。「ツアー競技は初めてです。失うものは何もないから、ノープレッシャーでした」
なお9組はすべてのホールを消化できず、明日早朝から続きをプレーする。主な選手では高見和宏(16番)、謝錦昇(15番)、高崎竜雄(16番)が1アンダー。
第1ラウンド確定。首位は高見和宏など3人に!(10/2)
初日にホールアウトできなかった9組27人が金曜早朝、残りのホールをプレーした。その結果、高見和宏など3人が2アンダーで首位。結果的には、やはり好天の金曜プレー組が有利となった?