ノーザントラストオープン初日 レビュー
1999年 住友VISA太平洋マスターズ
期間:11/11〜11/14 場所:太平洋C御殿場コース(静岡)
首位に尾崎直道、宮瀬など5人
ビッグトーナメントのはじまりだ。初出場のエルニーニョ・ガルシアは日本の若手選手、丸山茂樹・田中秀道と人気モノの顔合わせ。賞金ランクトップの直道・細川と組むのは今大会を実に3連覇している豪州リー・ウェストウッド。ジャンボはオラサバルとのペアリングとなっている。
好天に恵まれ絶好のゴルフ日よりとなった初日。イーグルを取る選手も続出し、6アンダー首位には、尾崎直道、宮瀬博文、ダレン・クラークら5人が並んだ。1打差6位には川岸良兼、ウェストウッドほか4人。丸山茂樹、横尾要、桑原克典は10位グループにつけた。
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「長旅の東回りで地球をまわってきたので少し疲れているけど、2~3日で良くなると思うよ」とはS.ガルシア。今日はインからのスタートで前半は1バーディ、後半を2バーディ、2ボギーの1アンダー34位。「ショットが右へ出たホールがあったけど、先週フックが出ていたのでそれに気をつけた結果右へ出た」 惜しいパットが何回もあったガルシア。明日はパットの出来次第で5、6アンダー伸ばしたいという。
6アンダー首位タイとした尾崎直道は、ロンドンから夕方5時の飛行機で日本に着き、火曜日の夕方に現地入りした。「ぶっつけ本番のわりにはいいゴルフが出来ました」 太平洋Cは直道にとってホームコースのような場所。「プレーの仕方が体に染み付いてるから体力温存がいい作戦だと思った」 前日はマッサージと子供と一緒に過ごした。
「昨夜は1時11分に目がさめた。試合前日に眠れないなんてメンタルな面で弱いけど、111で縁起がいいよね。子供にヘボイと言われちゃうけど・・・。明日は一生懸命追いつかれないように完走したい」