<こちらの44歳もまだまだ元気・・・! 桑原克典の生きる道>
1999年 日本プロゴルフマッチプレー選手権プロミス杯
期間:09/02〜09/05 場所:ニドムクラシックコース(北海道)
丸山、健夫、直道など2回戦へ。桑原克典は敗退
今週はマッチプレー。本命の一人ジャンボが欠場となり、焦点はアメリカ帰りの丸山茂樹がどこまで頑張るか、になった。
もともとマッチプレー大好き人間のマルはマッチプレー未知数の金鍾徳と対戦したが、2番で1ダウンしただけであとはストレートにホールを獲得。15番で決着をつけた。
「5番のパー5から流れにのることができた。金さんが素晴らしいゴルフをしていたので、最後まで緩まずにやれた」と丸山。5番からは7バーディを取ったが「13番のチップイン(20ヤードをSW)は金さんに申し訳ないです。明日につなげたいね」
勝負は時の運と言う。「73叩いても勝ったり、64でも負けたり。マッチプレーっていうのは何とも言えないです。自分で納得のいくゴルフをすることが大切なんでしょうね」
やはりアメリカ帰りの尾崎直道も日下部光隆を下した。スタートで取られたものの3番で取り返し、6番7番とアップを重ねた。13番では4ホールのアドハンテージをとったが14番、16番と奪い返され、あとはなんとか我慢でしのいでの2エンド1。
「4アップしてこれで決まりと思ったんだけど・・・14番からおかしかったですね。ボクはフェアウェイで彼は林なのに、ボクはバンカー目玉でボギー。彼は載せてきた。16番も向こうはラフでノーチャンスなのにボクがダフッてしまった。気のゆるみかな・・。反省材料です」
こうした勝負のアヤがマッチプレーの面白さだ。マルに言わせると「ホールホールの駆け引き。面白いようで難しい。昔の人は大変だったと思いますよ。みんなマッチプレーだったんだから」
(注) 2-1(2エンド1)とは1ホール残して(17番で)2アップの勝ち。19H 1upはエキストラホール19番ホールで勝負が決まり1アップ勝利の意味です。18番で決着がついた場合は1up、あるいは2upとなります。