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プロデビュー戦の松山英樹が1打差4位発進! 首位に小田孔ら3人

◇国内男子◇東建ホームメイトカップ 初日◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重県)◇7081ヤード(パー71)

4月2日のプロ転向を経て、今大会がプロ初戦となる東北福祉大学4年の松山英樹が、6バーディ、2ボギーの「67」をマーク。首位に1打差に肉薄する4アンダー4位タイと、“元最強アマチュア”が華々しいプロデビューを遂げた。

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松山を取り巻く上位は大混戦。5アンダーの首位タイには、今大会2勝を誇る小田孔明、ツアー未勝利の重永亜斗夢、オーストラリア出身のスティーブン・コンランの3人。松山と並ぶ4位タイには、池田勇太平塚哲二上平栄道ら8人。さらに1打差の3アンダー12位タイには、谷口徹宮里優作ら11人が続き、首位から2打差に22人がひしめいている。

<絶好のゴルフ日よりに好スコア続出>

気温21度、快晴で南からの微風となった初日は、絶好のコンディションとなった。例年、午前中は風が穏やかで午後になると強くなることが多いが、この日は1日を通して穏やかだったために多くの選手がスコアを伸ばした。

コースの仕上がり状態が良く、選手たちは硬く締まったグリーンに警戒をしていたが、ピンの手前からの攻めに徹した選手がよりバーディを奪っていた。前半にショットが安定していなかったデビュー戦の松山英樹、同組でラウンドした池田勇太も後半に入りバーディを量産し上位に浮上してきた。

ところが、2日目以降は気温の低下が予想されている。それに伴い風向きも南から北よりに変わり強さも加わる予報が出ている。そうなると、例年通りの多度CC名古屋コースの表情を見せることになる。ツアー側としても2日目はスコアが伸びなくなると想定し、極端に難しい位置にはピンを切らないという。天候の変化に、いち早く対応できた選手が上位に浮上しそうだ。

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