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平塚哲二が涙の復活勝利! 石川遼は29位タイに浮上

愛知県にある名古屋ゴルフ倶楽部和合コースで開催されている、国内男子ツアー第3戦「中日クラウンズ」の最終日。日中を通して薄い雲が空を覆ったが、初日からの暑さは変わらず気温は22度まで上昇。15,057人のギャラリーが詰め掛け、会場は熱気に包まれた。

2位に4打差、通算13アンダーの単独首位からスタートした平塚哲二は、予選ラウンドから同じく堅実なプレーを展開する。「今週はピンを見ていない。1から2ピン外して、大丈夫なところに落とした」と、難コース・和合に適応。3番パー4では残り15ヤードからチップインバーディを決めて序盤からリードを広げると、最終18番もバーディフィニッシュとし、この日6バーディ、2ボギーの「66」。2位に7打差をつける圧勝で約2年ぶりの勝利を挙げ、優勝インタビューでは涙を目に浮かべ喜びに浸った。

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通算10アンダーの単独2位には久保谷健一。7番から5連続バーディを決めるなど見せ場を作ったが、「平塚が良いゴルフをしているので、諦めがつきました」と平塚の勢いには及ばなかった。表彰式後にはシャンパンを用意し、普段から親交の深い平塚の勝利を派手に祝福していた。

通算1オーバーの43位タイからスタートした石川遼は、ショット、パットともに復調し安定したプレーを展開。16番、18番と上がり3ホールで2ストローク縮め、「諦めないでプレーして良かったです」と目標に掲げていたアンダーパーフィニッシュ。通算1アンダーの29位タイに浮上して大会を終えた。なお、丸山茂樹は4ストローク伸ばし、通算6アンダーの5位タイ。片山晋呉は通算3アンダーの17位タイに終わった。

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2009年 中日クラウンズ



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