【’12年10月第3週】谷口徹、キム・ソヒの優勝パター
2002年 マスターズ
期間:04/11〜04/14 場所:オーガスタナショナルGC(米国ジョージア州)
来たぞ大本命! 今年もビッグネームが上位で顔を並べる
大会3日目、朝7:30から第2ラウンドを残した選手がいっせいにスタートをきった。そして昨年の全米オープンでメジャーチャンプの仲間入りをした南アフリカのR.グーセンがスコアを伸ばし首位のV.シンに1打差、8アンダーまでスコアを伸ばした。
連覇を狙うT.ウッズはスコアを2つ伸ばし5アンダーでセカンドラウンドを終えた。そのウッズと予選ラウンドを回った伊沢利光は、17番でバーディを奪い4オーバー。最終18番でバーディを奪えば予選通過という状況だったがボギーを叩いてしまい5オーバーで決勝に進むことはできなかった。
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日本勢は丸山茂樹が3オーバーで予選を通過したが、伊沢に続き谷口徹、片山晋呉が6オーバーで2日間で姿を消すことになった。
そして、決勝ラウンドがスタートし、ビッグネームがスコアを伸ばして来た。もっともスコアを伸ばしたのはT.ウッズだった。2、3番でバーディを奪い、4番パー3でボギーを叩いたがその後はバーディを積み重ねた。後半は10、11番の連続バーディで首位に並び、その後もスコアを伸ばし通算11アンダー首位タイで明日最終日を迎える。
ウッズと並び首位につけているのは、セカンドラウンドでスコアを伸ばしたR.グーセン。その勢いのまま第3ラウンドに進み1番から3連続バーディで11アンダーで首位に上がった。しかし、その後は3バーディ、3ボギーとスコアを伸ばせず11アンダー止まり、最終18番のボギーが最終日に響かなければ良いのだが。
首位の2人に2打差9アンダーにV.シン、4打差にE.エルスが続いているが、2人とのこの第3ラウンドではスコアを伸ばすことができなかった。そして、エルスと並び7アンダーに上がってきたのがP.ミケルソンとS.ガルシアだ。上位6名の内、メジャータイトルを持たない2人が最終日にどこまで追い上げてくるかも注目したい。
日本勢で唯一決勝ラウンドにコマを進めた丸山茂樹は、G.ノーマンとラウンドになった。通常はアウトコース、1番ホールからスタートするワンウェイ方式をとるのだが、2日目のサスペンデッドの分スタートが遅くなったので、丸山などはインコースからとなった。
前半はパー5でスコアを伸ばせず、17番でボギー、18番でダブルボギーを叩き6オーバーまでスコアを落とした。しかし、後半1番で前日に続くバーディを奪うと、3番、8番でもスコアを伸ばし通算4オーバー36位に順位を上げた。
さあ、いよいよ最終日を迎えるのだが、現在首位で並ぶウッズとグーセンの一騎打ちになるか、上位陣が入り乱れての激しい優勝争いか、2002年1つ目のメジャーチャンピオンが決まる。