丸山茂樹は勝利にあと一歩届かず! 優勝はD.チョプラの手に!
フロリダ州にあるテソロクラブで開催されている、米国男子ツアー第42戦「ギン・シュールメールクラシック」そして、「フォールシリーズ」第6戦となっている今大会。予備日に持ち越された最終ラウンドは、ダニエル・チョプラ(スウェーデン)が1打差で優勝を飾った。
チョプラとフレドリック・ヤコブソン(スウェーデン)、そして丸山茂樹の3人が通算18アンダーで首位に並び、日没サスペンデッドとなった最終ラウンド。予備日に持ち込まれた残りホールでは、緊張感溢れる戦いが展開された。前日、丸山がイーグルを記録した16番で、チョプラはバーディをマーク。チョプラが2人に対して1打のリードを奪って残り2ホールとなる。何としても追いつきたい丸山とヤコブソンであったが、17、18番とスコアを伸ばせずフィニッシュ。1打差を保ったまま、チョプラの結果を待つ。そのチョプラはプレッシャーのかかる中、17、18番でキッチリとパーをセーブし、通算19アンダーで見事に優勝を手にした。
惜しくも勝利は逃したが、この結果、丸山は賞金ランキング137位から103位に上昇。あと1戦を残して、来季シード権を確実にした。過去7年間、常に賞金ランク80位以内に名を連ねていた丸山にとって、「この8年の中でいちばん大変な1年だった」という今シーズン。「本当に幸せ」と話す言葉に、その苦労がにじみ出ていた。
その他、通算10アンダーの16位タイで順位を確定させた丸山大輔は、賞金ランク154位から準シード圏内の146位にアップ。今田竜二は通算4アンダーの45位タイで順位を確定させている。
2007年10月29日
丸山茂樹が首位に並び、日没サスペンデッド! 決着は明日へ持ち越し!
フロリダ州にあるテソロクラブで開催されている、米国男子ツアー第42戦「ギン・シュールメールクラシック」そして、「フォールシリーズ」第6戦となっている今大会の最終日。6人がホールアウトできないまま日没サスペンデッドとなり、決着は翌日の予備日に持ち越し。その中で、フレドリック・ヤコブソン(スウェーデン)とダニエル・チョプラ(スウェーデン)、そして丸山茂樹が暫定首位タイに並んでいる。
来季シード権獲得を目指す丸山茂樹が、シーズン終盤でラストスパートを見せている。4位タイからスタートしたこの日、いきなり3連続バーディ発進として順位を上げる。しかしその後は2つのボギーでスコアを崩し、優勝争いから脱落したと思われた15番でバーディ、16番でイーグルを決め、通算18アンダー。あっという間に首位に並んだところでサスペンデッド。この勢いが明日も残っているようであれば、待ちに待った米ツアー4勝目、そしてシード権獲得の可能性は高いだろう。
その丸山と並ぶのが、同じく4位タイでスタートしたヤコブソン。こちらは中盤以降、じわじわとスコアを伸ばし首位に並んだ。首位スタートのダニエル・チョプラ(スウェーデン)は、後半に入ってスコアを崩し、2人に追いつかれた。3人に絞られた優勝争い、明日はどんなドラマが待っているのだろうか。明日の最終結果に注目したい。
その他、丸山大輔はスコアを落として通算10アンダー、暫定17位タイでホールアウト。今田竜二は後半に大崩れして、通算4アンダー。暫定45位タイとしている。