日本は通算10アンダーの7位に浮上! 首位と7打差で後半戦へ
2008/11/28 20:00
中国のシンセンにあるミッションヒルズ・ゴルフクラブで開催されている「オメガ・ミッションヒルズ・ワールドカップゴルフ」の2日目。連日の快晴に恵まれ、日中は真夏並みの強い日差しが振り注いだ。
この日は、1個のボールを2人で交互に打ち合うフォアサム。スコアを伸ばすのは難しい競技形式で、いかにミスショットを減らし、耐え抜くかがポイントとなる。その中で、今田竜二と谷口徹が組む日本チームは序盤からスコアを伸ばす。2番でボギーの後、3、4、6、8、9番と怒涛のバーディラッシュ。10、13番とボギーを重ねたが、14、15番とバーディを奪い返し、最終的には7バーディ、3ボギー。4ストローク伸ばし、通算10アンダーの単独7位に浮上した。「流れが悪くなりそうなところで、大事なパットが決まってくれた。10番、13番でボギーが続いて悪い空気が漂っていたけど、14番で谷口さんが3メートルの下りのスライスラインを入れてバーディを獲れたのが大きかった」と今田。首位と7打差で残り2日間を迎える。
単独首位に浮上したのは、ミゲル・アンヘル・ヒメネスとパブロ・ララサバルが組むスペイン。スコアを落とすことの多いフォアサムで9ストローク伸ばす圧巻のプレーを演じ、通算17アンダー。2位に4打差をつけ、リーダーズボードのトップに駆け上った。通算13アンダーの2位タイには、手堅く4ストローク伸ばしたオーストラリアと、首位から陥落したドイツ。通算12アンダーの単独4位にスウェーデン、通算11アンダーの5位タイにアメリカとアイルランドが続いている。
明日の3日目は初日と同様、互いに別々のボールでプレーし、良い方のスコアを採用するフォアボール形式で行われる。ここでどれだけスコアを伸ばせるかが、好位置で最終日を迎えるポイントとなる。