松山英樹ら世界ランクトップ10が集結 ウッズがホスト役として来場へ
1926年に「ロサンゼルスオープン」の名称で始まった伝統の大会が17日(木)に開幕する。タイガー・ウッズの財団「TGR」が運営する、2021―22年最初の招待試合(セントリートーナメント・オブ・チャンピオンズを除く)。精鋭ぞろいの120人が3年シード、550ptのフェデックスカップポイントがかかるタイトルを争う。
前年大会はカリフォルニア州出身のマックス・ホマが、通算12アンダーのトップで並んだトニー・フィナウとのプレーオフ(2ホール)を制してツアー2勝目を飾った。
招待試合に格上げされて今大会が3回目の開催となる。ジョン・ラーム(スペイン)を筆頭に、世界ランキングトップ10がそろって出場。前週の「WMフェニックスオープン」で初勝利を飾ったスコッティ・シェフラー、プレーオフ負けしたパトリック・カントレーもそのひとり。ロリー・マキロイ(北アイルランド)は2022年に入って初めてPGAツアーに参戦する。
世界ランク10位の松山英樹は年間ポイントレースのトップをキープして、前週からの連戦に臨む。昨年は「71」、「73」とアンダーパーをマークできないまま予選落ち。一昨年は5位だった試合で再び優勝争いに絡めるか。
期間中にはホストを務めるウッズも来場する。昨年、自動車の単独事故で大けがを負ったのは本大会直後のことだった。悪夢からちょうど1年、西海岸シリーズの最終戦で見せる姿に注目が集まりそうだ。
<主な出場予定選手>
マックス・ホマ、ダスティン・ジョンソン、アダム・スコット、バッバ・ワトソン、キム・シウー、ロリー・マキロイ、ジャスティン・トーマス、ブルックス・ケプカ、ジョン・ラーム、コリン・モリカワ、セルヒオ・ガルシア、松山英樹、ジョーダン・スピース、パトリック・カントレー、ザンダー・シャウフェレ