スミスが34アンダーでラーム振り切る 松山英樹は13位
2022/01/10 10:02
◇米国男子◇セントリートーナメント・オブ・チャンピオンズ 最終日(9日)◇プランテーションコースatカパルア(ハワイ州)◇7596yd(パー73)
前年のツアー優勝者ら38人が出場する米PGAツアーの2022年初戦は、キャメロン・スミス(オーストラリア)が世界ランキング1位ジョン・ラーム(スペイン)とのデッドヒートを制した。初日から首位を守る完全優勝で21年「チューリッヒクラシック」以来となるツアー通算4勝目を飾った。
ラームと並んでトップから出た最終日は4番から2連続バーディを先行。4つ伸ばして折り返し、後半にも13番から3連続バーディを奪うなど「65」で通算34アンダーまで伸ばして1ストローク差でラームを振り切った。2003年大会でアーニー・エルス(南アフリカ)が記録した31アンダーを上回る大会最多アンダーパーとなった。
マット・ジョーンズ(オーストラリア)が2イーグル8バーディの「61」をマーク。前日にラームとジャスティン・トーマスが出したコースレコードに並び、32アンダー3位に食い込んだ。
昨季年間王者のパトリック・カントレーは、自身21-22年シーズン初戦を26アンダー4位でフィニッシュ。トーマス、コリン・モリカワ、ダニエル・バーガーが25アンダー5位で続いた。
首位と9打差8位から出た松山英樹は5バーディ、1ボギーの「69」で回り、通算21アンダー13位として新年初戦を終えた。ホノルルに舞台を移す次週「ソニーオープンinハワイ」にも出場する。