2021年 WGCフェデックス セントジュード招待

松山英樹がプレーオフ惜敗 優勝はアンセル

2021/08/09 07:51
五輪に続き世界選手権シリーズでもプレーオフを戦った松山英樹(Sam Greenwood/Getty Images)

◇世界選手権シリーズ◇WGCフェデックス セントジュード招待 最終日(8日)◇TPCサウスウィンド(テネシー州)◇7233yd(パー70)

松山英樹がPGAツアーのキャリア4度目となったプレーオフで初めて敗れた。9打差14位から出て7バーディ、ボギーなしの「63」の猛チャージ。同組で回ったサム・バーンズとともに通算16アンダーまで伸ばして後続のプレーを待ち、アブラム・アンセル(メキシコ)を加えた三つどもえのプレーオフに突入した。

プレーオフ1ホール目の18番ではバーディパットがカップに蹴られ、再度18番で行われた2ホール目をパーとして惜敗。世界選手権シリーズ(WGC)3勝目はならなかった。前週「東京五輪」では銅メダルをかけた7人のプレーオフで敗れており、2週連続で悔しい幕切れとなった。

2ホール目でバーディを奪ったアンセルがツアー初優勝。松山と同じオリンピックからの連戦だった30歳がWGCのビッグタイトルをつかんだ。

2ホール目の第2打をもっとも近くにつけていたバーンズはチャンスを決められず、5月「バルスパー選手権」に続く2勝目はならなかった。

3日間首位を走ってきたハリス・イングリッシュは、サンデーバックナインで2つのダブルボギーをたたくなど終盤の失速で1打差4位。2打差2位スタートのブライソン・デシャンボーも「74」とスコアを落とし、12アンダー8位だった。

木下稜介は4バーディ、3ボギーの「69」で回り、1アンダー43位で初出場のWGCを終えた。

東京五輪」金メダルのザンダー・シャウフェレはイーブンパー46位でフィニッシュした。

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