2021年 ザ・メモリアルトーナメント

松山英樹が初優勝大会に凱旋 金谷拓実も“帝王”に挑戦

2021/06/01 18:07
松山英樹が好相性の地へ※写真は2021年「全米プロ」(撮影/田辺安啓)

◇米国男子◇ザ・メモリアルトーナメント 事前情報◇ミュアフィールドビレッジGC(オハイオ州)◇7543yd(パー72)

歴代最多のメジャー通算18勝のジャック・ニクラスがホストするビッグイベントが3日(木)に開幕する。招待試合の格付けで、優勝者には賞金のほかにフェデックスカップポイント550ptと3年シードが付与される。

フィールドは120人に絞られ、フェデックスカップランキングの資格においては昨季および今季の上位70人までの選手が出場を許される。松山英樹はPGAツアー本格参戦初年度の2014年にプレーオフの末に初優勝を飾った大会に、「マスターズ」のタイトルを引っ提げ、1週間のオフを経て帰ってきた。

2週後に「全米オープン」(カリフォルニア州トーリーパインズGC)を控え、今大会をメジャー前の最後の実戦機会にする一流選手も多い。世界ランキングトップ10のうち7人がエントリー。3位のジョン・ラーム(スペイン)に連覇がかかる。

会場のミュアフィールドビレッジGCは前年大会以降、リニューアルし数ホールがマイナーチェンジされた。18ホールの総距離は7456ydから7543ydに延び、ジャスティン・トーマスブライソン・デシャンボーロリー・マキロイ(北アイルランド)らのビッグネームの攻略も注目される。

日本勢は松山のほか、金谷拓実が「国際ツアーの賞金レーストップ」の資格で初出場する。

<主な出場予定選手>
ジョン・ラームパトリック・カントレーブライソン・デシャンボーロリー・マキロイジャスティン・トーマス松山英樹ジョーダン・スピースコリン・モリカワザンダー・シャウフェレマーク・レイシュマンビクトル・ホブラン金谷拓実

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