2021年 WGCデルマッチプレー

ホーシェルがWGC初優勝 シェフラーを2&1で破る

2021/03/29 08:29
ビリー・ホーシェルがマッチプレーでWGCを初制覇し、ツアー6勝目を挙げた(Michael Reaves/Getty Images)

◇世界選手権シリーズ◇WGCデルテクノロジーズ マッチプレー 最終日(28日)◇オースティンCC(テキサス州)◇7108yd(パー71)

ビリー・ホーシェルが決勝戦でスコッティ・シェフラーを2&1(1ホール残して2アップ)で下し、グループリーグから7マッチを経て64人の頂点に立った。2018年の「チューリッヒクラシック」以来のツアー通算6勝目を、初の世界選手権シリーズ(WGC)のタイトルで飾った。

午前中にスタートした準決勝でビクトル・ペレス(フランス)を3&2で下し、決勝でも初出場のシェフラーを相手に安定したプレーを見せた。1ダウンで迎えた5番でチップインバーディを奪ってオールスクエアに戻し、パーを拾った7番、9番を取って2アップとし、インコースで逃げ切った。

学生時代をテキサスで過ごしたシェフラーは1アップで競り勝った準決勝のマット・クーチャー戦までビッグネームを次々と破ってきたが、PGAツアー初勝利はお預けとなった。

3位決定戦では前年2位のクーチャーがペレスを2&1で破った。

決勝戦は米国勢対決 シェフラーVSホーシェル

◇世界選手権シリーズ◇WGCデルテクノロジーズ マッチプレー 最終日(28日)◇オースティンCC(テキサス州)◇7108yd(パー71)

準決勝2試合が行われ、大会初出場のスコッティ・シェフラーが、前回準優勝のマット・クーチャーを1アップで破り決勝戦に進出した。ビクトル・ペレス(フランス)に3&2で勝ったビリー・ホーシェルとビッグタイトルをかけて同日中にぶつかる。

シェフラーはオールスクエアで迎えた17番(パー3)で3mのバーディパットを沈めて終盤にリード。ビッグネームを立て続けに下して、ツアー初優勝のチャンスを手にした。

ホーシェルは前半9ホールで一進一退。インコースに入り、相手のミスに乗じてパーを重ねてリードすると、2ホールを残して準決勝を突破した。2018年の「チューリッヒクラシック」以来となるツアー6勝目、WGC初タイトルを狙う。

敗れた2人は3位決定戦を戦う。

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