2021年 WGCワークデイ選手権

メキシコでの世界選手権をフロリダで開催 松山英樹、稲森佑貴が出場

2021/02/23 13:00
前回メキシコでのWGCを制したパトリック・リード

◇世界選手権シリーズ◇WGCワークデイ選手権 事前情報◇ザ・コンセッションGC (フロリダ州)◇7474yd(パー72)

2017年から「WGCメキシコ選手権」として開催されていた大会が、新型コロナウイルス感染拡大の影響で開催地を米フロリダ州に移して行われる。優勝者にフェデックスカップポイント550pt、欧米ツアーの長期シードも付与される25日(木)開幕の世界選手権シリーズのひとつだ。

パトリック・リードが前年王者として臨む試合は、PGAツアーにとっては4試合のフロリダスイングの初戦にもなった。世界ランキング上位50位までの選手たちを中心に、72人のコンパクトかつ強豪ぞろいフィールドが完成。全選手が4日間72ホールをプレーする。

会場はフロリダ州タンパの南、西海岸近くにあるプライベートクラブ、コンセッションGC。かつて「ライダーカップ」で史上初の引き分けとなった1969年大会の逸話をもとに、ジャック・ニクラスとトニー・ジャクリンの共同設計によって設計された。2015年に「NCAA選手権」を開催しており、当時南メソジスト大のブライソン・デシャンボーが優勝した。

世界ランク1位のダスティン・ジョンソンをはじめ、最高レベルの選手が集う。ロリー・マキロイ(北アイルランド)は今大会で優勝すればキャリアでWGC4大会すべてを制覇。欧州ツアーからは昨季年間王者のリー・ウェストウッド(イングランド)らも参戦する。前週の「ジェネシス招待」で優勝したマックス・ホマも滑り込みで出場権を獲得した。

松山英樹は前週の「ジェネシス招待」で今季2度目の予選落ちを喫し、本拠地のあるフロリダで仕切り直す。多くの選手にとって初体験のコースでのプレーに視線が集まる。

2020年の日本男子ツアー賞金ランキング上位の資格で稲森佑貴チャン・キムも出場する。

<主な出場予定選手>
パトリック・リードパトリック・カントレージェイソン・デイブライソン・デシャンボートミー・フリートウッドビクトル・ホブラン稲森佑貴ダスティン・ジョンソンブルックス・ケプカ松山英樹ロリー・マキロイコリン・モリカワジョン・ラームアダム・スコットジャスティン・トーマスマシュー・ウルフ

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