2019年 全英オープン

シェーン・ローリーが逃げ切り メジャー初制覇

2019/07/22 02:23
68年ぶりに北アイルランドで開催された全英でメジャー初優勝を果たしたシェーン・ローリー

◇メジャー第4戦◇全英オープン 最終日(21日)◇ロイヤルポートラッシュ(北アイルランド)◇7344yd(パー71)

2位と4打差の首位から出たシェーン・ローリー(アイルランド)が4バーディ、5ボギーの「72」でプレー、通算15アンダーで後続に6打差をつけて逃げ切り、メジャー初優勝を果たした。アイルランド勢の全英オープン優勝は2007、08年に大会連覇したパドレイグ・ハリントンに続く2人目。68年ぶりに北アイルランドで開催された大会でクラレットジャグを手にした。

最終18番で短いウイニングパットを決めると両手を突き上げた。周辺を埋め尽くした熱狂的なギャラリーから「オーレ、オレオレオレー」の大合唱が起きた。午後に一時強い雨が降り、突風が吹き荒れたが、前半を3バーディ、3ボギーのイーブンパーで折り返した。後半15番のバーディで後続に6打差をつけると勝利を確信。18番グリーンに向かう途中でキャディと抱き合い、満面の笑みを浮かべてギャラリーに応えた。

6打差の2位にトミー・フリートウッド(イングランド)、通算7アンダー3位にトニー・フィナウが入った。

2人が決勝ラウンドに進んだ日本勢は、ともにメジャー初出場の浅地洋佑が「76」で通算6オーバー67位、稲森佑貴は「80」と大きく崩れ、通算9オーバーで72位に終わった。

<上位成績>
優勝/-15/Sh.ローリー
2/-9/T.フリートウッド
3/-7/T.フィナウ
4T/-6/L.ウェストウッドB.ケプカ
6T/-5/R.マッキンタイアT.ハットンD.ウィレットR.ファウラー

優勝を決め、ウェンディ夫人、娘のアイリスちゃんと抱き合うシェーン・ローリー
Hole 11 par4 バーディーパット入らずパー
雨の日の写真はこれでしょう!!
たくさんの母国の国旗が迎えてくれる
そんな傘持ってたらそりゃ撮るわ!!
これが優勝者が見る景色
クラレットジャグにキス

2019年 全英オープン