J.フューリックが大逆転で2連覇! 丸山茂樹は22タイでフィニッシュ
2007/07/30 07:49
カナダにあるアンガスグレンGCで開催されている、米国男子ツアー第30戦「カナディアンオープン」の最終日。ディフェンディングチャンピオンのジム・フューリックが見事な逆転劇で、大会連覇と今季初優勝を果たした。
首位から3打差の5位タイと、優勝を射程圏内にとらえてスタートしたフューリックは、4番でホールインワンを記録するなど前半から猛追。その勢いは止まらず、折り返しの10番からは3連続バーディをマークするなど、最終的に1イーグル、6バーディ、1ボギーで、この日ベストスコアの「64」をマーク。通算16アンダーとして大会2連覇を飾った。
一方、単独首位でスタートしたビジェイ・シン(フィジー)は、後半だけで3連続を含む4バーディ、ノーボギーでラウンドしたものの、前半の4番で叩いたこの日唯一のボギーが響き、通算15アンダー。惜しくも優勝を逃した。通算13アンダーの3位タイには、4日間着実にスコアを伸ばし続けたジョージ・マクニールとライアン・パーマーが並んだ。
首位と5打差の14位タイでスタートした日本の丸山茂樹は、前半の4番から3連続ボギーを叩いてしまう。その後は5つのバーディを奪い返したが、17番で再びボギー。結局スコアを1つ伸ばすにとどまり、通算8アンダーの22位タイでフィニッシュ。一方の丸山大輔は、この日「78」の大叩き。通算1オーバーの66位タイまで順位を下げ、大会を終えている。