「期待していない」ダフナーが今季初勝利へ王手 谷原秀人&池田勇太は後退
2017/04/16 06:51
◇米国男子◇RBCヘリテージ 3日目(15日)◇ハーバータウンGL(サウスカロライナ州)◇7099yd(パー71)
7アンダー5位からスタートしたジェイソン・ダフナーが2イーグルを含む「65」をマークし、通算13アンダーとして単独首位に立った。昨年1月の「キャリアビルダーチャレンジ クリントンファウンデーション」以来となる、今シーズン初勝利へ前進した。
ダフナーは前週の「マスターズ」で初日4位発進を切りながら、33位でフィニッシュ。「とにかく噛み合わなかった」と4日間で17個バーディを奪いながら、通算5オーバーに終わった出入りの激しい展開を悔やんだが「良いプレーができていると思えたし、バーディをたくさん獲れたのは、今後オーガスタで戦う上での自信になった」という。
今大会は過去9回出場で8度の予選通過を果たしているが、最高成績は2011年の14位タイ。「実はあまり期待はしていないんだ。過度な期待は良くないことのひとつ。いかにプレーするかだけを考える」と、ツアー通算5勝目を目前にしても、普段どおりリアクションも控えめだった。
1打差の2位にグラハム・デラエ(カナダ)。さらに1打差、通算11アンダー3位タイにケビン・キスナーとウェブ・シンプソンが並んだ。トップから5打差以内に12人がひしめく混戦で最終日を迎える。
通算5アンダー16位から出た谷原秀人は4バーディ、5ボギーの「72」で通算4アンダー31位に後退。首位とは5打差から9打差に広がった。
63位で決勝ラウンドに進んだ池田勇太も3バーディ、4ボギーの「72」とスコアを一つ落とし、通算イーブンパーで69位に順位を下げた。