2016年 マスターズ

松山英樹、日本人マスターズ初制覇へ2差3位 スピース首位守る

2016/04/10 08:37
首位とは2打差の3位で最終日を迎える(Andrew Redington/Getty Images)

◇海外メジャー第1戦◇マスターズ 3日目◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)◇7435ヤード(パー72)

ジョーダン・スピースが5バーディ、2ボギー2ダブルボギー「73」と落としながら通算3アンダーで首位をキープし、2年連続の完全優勝に王手をかけた。7ラウンド連続で首位を維持するのは、マスターズ史上初めて。「69」でプレーした今季1勝のスマイリー・カウフマンが通算2アンダー2位に続いた。

松山英樹は3バーディ、3ボギー「72」で2打差の通算1アンダー3位。「スコアを伸ばさないと優勝できない。パッティングがかぎになる。そこを修正したい」と述べた。日本勢メジャー初制覇に向け、最終日はスピースを追い最終組の1組前でプレーする。

松山の同組となるのは同スコアとした1985、93年大会の覇者で58歳のベルンハルト・ランガー(ドイツ)。この日は「70」と伸ばした。

世界ランク1位のジェイソン・デイ(オーストラリア)、ダスティン・ジョンソンダニー・ウィレット(イングランド)の3選手が通算イーブンパーの5位に続いた。

ロリー・マキロイ(北アイルランド)は「77」と落とし、11位に後退した。

松山の最終日のスタート時間は、10日午後2時35分(日本時間11日午前3時35分)の予定。

<主な上位成績>
1/-3/ジョーダン・スピース
2/-2/スマイリー・カウフマン
3T/-1/松山英樹ベルンハルト・ランガー
5T/0/ジェイソン・デイダスティン・ジョンソンダニー・ウィレット

ボールの下を入念に確認して・・・(David Cannon/Getty Images)
日に日に増えるパトロンの数(David Cannon/Getty Images)
13番でパーセーブ。表情は険しかったが…(Harry How/Getty Images)
吠えるスピース(Harry How/Getty Images)
ホーガンブリッジを渡る松山英樹と進藤大典キャディ(Kevin C. Cox/Getty Images)
通算イーブンパーに戻してV争いに名乗り(Harry How/Getty Images)

2016年 マスターズ