2014年 ドイツバンク選手権

パーマーとデイが首位 松山44位、予選敗退の石川は次週進出当落線上

2014/08/31 08:08
プレーオフシリーズ初勝利へ向け、首位タイで折り返したジェイソン・デイ

◇米国男子◇ドイツバンク選手権 2日目◇TPCボストン(マサチューセッツ州)◇7,216ヤード(パー71)

まさに弱肉強食、結果がものをいうプロの世界。フェデックスカッププレーオフ第2戦「ドイツバンク選手権」2日目、予選カットと次週出場に向けたポイントランキングの争いは、上位70人というラインで無慈悲に選手たちをふるいに掛けた。

試合を引っ張るのは、通算8アンダーのライアン・パーマージェイソン・デイ(オーストラリア)の2人。1打差の3位タイにマット・クーチャービリー・ホーシェルがつけた。

カットライン上の65位タイから出た松山英樹は、2つのダブルボギーを叩きながらも、上がり3連続を含む8バーディを奪って「69」(パー71)。2つスコアを伸ばして通算イーブンパーの44位タイとし、決勝ラウンドでさらなる上位進出を目指す。

一方、最下位の93位から出た石川遼は、3バーディ3ボギーの「71」。スコアを伸ばせず、通算7オーバーの91位で予選敗退が決定した。今大会をフェデックスカップランク56位で迎えた石川だが、この日の順位のままで試合を終えたとすると、同ランクはかろうじて次週進出となる70位。だが、予選通過者の順位変動により、次週プレーできるかは不透明だ。残り2日は、ただ神に祈ることしかできなくなった。

2014年 ドイツバンク選手権