カイマー独走!松山は14位、谷口60位で決勝進出
2014/06/14 08:55
◇海外メジャー◇全米オープン 2日目◇パインハーストNo.2(ノースカロライナ州)◇7,562ヤード(パー70)
今季海外メジャー第2戦「全米オープン」2日目、初日に5アンダーと飛び出したマーティン・カイマー(ドイツ)がこの日も5バーディ、ノーボギーの「65」とスコアを伸ばし、ただ1人別次元を行く通算10アンダーで単独首位。2位のブレンドン・トッドに6打差をつけて大会を折り返した。
2010年の「全米プロゴルフ選手権」を制し、かつては世界ランク1位にも立ったカイマー。今年4月には同63位まで順位を落としていたが、5月の「プレーヤーズ選手権」をドイツ人として初制覇するなど、再び上り調子で今大会を迎えている。
通算4アンダーの2位にはブレンダン・トッド。通算3アンダー3位に、ケビン・ナとブラント・スネデカーが続いている。
首位と4打差の1アンダー、6位からスタートした松山英樹は、この日は2バーディ3ボギーの「71」と1つスコアを落として通算イーブンパーの14位へと一歩後退。それでも、上位争いで2大会連続の予選突破を決め、ムービングサタデーを迎える。
その他の日本勢では、通算5オーバーの谷口徹が60位でカットライン(60位タイまで)を潜り抜け、10年大会以来となる自身2度目の予選通過。一方で、通算20オーバー155位の矢野東と、通算22オーバー156位の宮里聖志の2人は、リーダーボードの最下位で2日間の戦いを終えている。