2014年 バレロテキサスオープン

首位にS.ボーディッチ 石川遼は後半崩れ予選落ち

2014/03/29 10:14
8アンダーで単独首位に浮上したスティーブン・ボウディッチ(Darren Carroll/Getty Images)

◇米国男子◇バレロテキサスオープン 2日目◇TPCサンアントニオ(テキサス州)◇7,435ヤード(パー72)

午前8時に初日サスペンデッドとなった第1ラウンドが再開。アンドリュー・ループが5アンダー単独首位、1打差2位にパット・ペレスダニー・リー(ニュージーランド)が続き、石川遼は2オーバーの79位、首位に7打差で第2ラウンドに突入した。

チャージを見せたのは、3アンダー4位から出たツアー未勝利のスティーブン・ボーディッチ(オーストラリア)。前半12番パー4では、残り83ヤードの2打目を直接カップに沈めるイーグル。最終9番をダブルボギーとしたが「67」と5つ伸ばし、通算8アンダー単独首位に浮上した。

予選通過圏外から第2ラウンドをスタートした石川遼は、前半アウトで2つ落とし、なかなかカットライン上の攻防から抜け出せない。折り返し直後の10番をバーディとしたが、14番(パー5)ではティショットを左に曲げてトラブルに陥り、6オン1パットのダブルボギー。続く15番、16番を連続ボギーとするなど2バーディ、4ボギー、1ダブルボギーの「76」と崩れ、通算6オーバーの107位に後退してホールアウト。予想カットライン(70位タイ以上)の3オーバーには遠く届かず、「ザ・ホンダクラシック」以来4試合ぶり、今季5回目の予選落ちを喫した。

上位では、通算7アンダーの2位にチャド・コリンズとループ。通算5アンダーの4位にキャメロン・ベックマンパット・ペレス。さらに1打差にケビン・ナダニエル・サマーヘイズフレディ・ヤコブソン(スウェーデン)が続いた。また、地元テキサス出身で108位から出たジョーダン・スピースは「70」で回り、通算1オーバーの43位にジャンプアップして決勝ラウンド進出を決めた。

<主な順位>

1/-8/S.ボウディッチ
2T/-7/C.コリンズA.ループ
4T/-5/C.ベックマンP.ペレス
6T/-4/D.サマーヘイズK.ナF.ヤコブソン
9T/-3/T.イメルマンA.バデリーZ.ジョンソン ほか
43T/+1/J.スピース ほか
107T/+6/石川遼 ほか

2014年 バレロテキサスオープン