2014年 ザ・ホンダクラシック

ヘンリーが通算2勝目 マキロイは4人のプレーオフで散る

2014/03/03 08:30
4選手でのプレーオフを制しツアー2勝目を果たしたラッセル・ヘンリー(Sam Greenwood/Getty Images)

◇米国男子◇ザ・ホンダクラシック最終日◇PGAナショナル・チャンピオンコース(フロリダ州)◇7,140ヤード(パー70)

単独首位の座を3日間守っていたロリー・マキロイ(北アイルランド)が後続に1打のリードを持って迎えたサンデーバックナインに突如崩れた。12番で3パットボギーを叩くと、16番では第2打を池に入れてダブルボギーとするなど後退。最終18番(パー5)で2オンからバーディを決めたが、「74」で通算8アンダー。試合はラッセル・ノックス(スコットランド)、ライアン・パーマーラッセル・ヘンリーとの4人によるプレーオフに突入した。

そして18番で行われた1ホール目で決着はついた。ただ一人、2オンから2パットでバーディを奪ったヘンリーがバーディを奪取。昨年の「ソニーオープンinハワイ」以来となるツアー通算2勝目を飾った。マキロイはプレーオフで第2打をグリーン奥のバンカーに入れ、サードショットは反対側のラフまで転がり、パーを拾うのがやっと。2シーズンぶりとなる米ツアー制覇はお預けとなった。

そしてタイガー・ウッズにアクシデントが発生した。17位タイからスタートしたこの日、13番ホールを終えた時点で、腰痛を訴えて突如棄権。次週の「WGCキャデラック選手権」では連覇がかかるが、「今はまだ分からない」とコメントした。

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