ラブは届かず、コセレスがツアー2勝目をあげた
フロリダ州にあるウォルト・ディズニーワールドリゾート内で行われている、米国男子ツアー「ナショナルカーレンタル クラシック」の最終日。
3日目に単独首位に立ったアルゼンチンのJ.コセレスが、5バーディ、1ボギーでスコアを4つ伸ばし、トータル23アンダーで逃げ切った。4月に行われたワールドコム・クラシックでツアー初優勝を果たし、シーズン2勝目となった。
今シーズンから本格的な米ツアー参戦となるコセレスは、ツアーの新人王の対象選手となっている。ライバルのあげられているのが、全米オープンに優勝したR.グーセンと、ミルウォーキーオープンで丸山茂樹にプレーオフで敗れたが、安定した成績を収めているC.ハウエルIIIの2人。賞金争いではコセレスとハウエルが肉薄しているが、残り2試合で決着がつくことになる。
首位のコセレスに3打差の単独2位からスタートしたD.ラブIIIは、4日間で最多の7バーディを奪ったが、9番で1つボギーを叩いており、1打足りず22アンダーの単独2位となった。先週のインベンシスクラシックでは最終日に10ストローク伸ばしたラブだが、今週は爆発的な追い上げは見せられなかった。
2、3日目に67をマークし、13アンダー10位まで上がってきたT.ウッズは、前半が1バーディ、1ボギーのイーブン。後半に入っても3バーディを奪うのがやっと、という感じで16アンダーまで伸ばしたが16位に後退した。
そして、初日、2日目に完璧なゴルフで単独首位に立った横尾要。3日目は思うようにバーディが奪えず、スコアを1つ伸ばしただけで6位に後退していた。そして最終日は、3、4番ホールで連続バーディを奪ったが、その後3つのボギーでオーバーパーにてしまった。しかし、終盤の16、18番のバーディで前日と同じ1アンダー、通算15アンダーの21位となった。