2001年 ベイヒルインビテーショナル

P.ミケルソンの猛追を振り切り、T.ウッズが今シーズン初勝利を奪った。

2001/03/19 09:00

フロリダ州オーランドで行われているベイヒル・インビテーショナルの最終日。 最終組のタイガー・ウッズセルヒオ・ガルシアの優勝争いに注目が集まった。

スタートホールでタイガーがボギーを叩き、11アンダーで並び、4番パー5では両者バーディ。終盤までもつれるかと思ったが、6番パー5でタイガーがバーディを奪ったが、ガルシアはトリプルボギーを叩いてしまった。ガルシアはこの1ホールで4打差をつけられ、優勝争いから脱落してしまった。

最終組を横目にスコアを伸ばしたのが、5位タイからスタートしたP.ミケルソン。前半に2つ、後半には4つのバーディでトータル14アンダーとし、この時点でタイガーに1打差のリードを奪いホールアウトした。

前半を2バーディ、1ボギーとしたタイガーは、11番でボギーを叩きスタート時の12アンダーに戻してしまった。P.ミケルソン逆転され苦しい展開となったが、3日目にボギーを出した16番のパー5で確実にバーディを奪い、再び首位タイに並んだ。

最終18番で5メートルのバーディパットを捻じ込み、タイガーにとって今シーズン初の栄冠を手にした。 再来週行われるマスターズの大本命が、大会直前に目を覚ました。目前のメジャー4連覇という獲物にタイガーが食らいつく。

日本から唯一出場している尾崎直道は、最終日にも1つスコアを落とし、トータル1アンダーで40位タイで終了した。

2001年 ベイヒルインビテーショナル