暫定首位にB.ハースが浮上 石川遼は予選通過なるか

◇米国男子◇ザ・メモリアルトーナメント 2日目◇ミュアフィールドビレッジGC（オハイオ州）◇7,265ヤード（パー72）

大会2日目は、荒天による幾度の中断を繰り返して行われ、一部の選手がホールアウトできないまま、現地時間19時15分に日没サスペンデッドを迎えた。第2ラウンドの再開は翌3日目の午前7時30分を予定している。

そんな中、通算9アンダーで暫定首位に立ったのはビル・ハース。5番（パー5）では、2打目をグリーンサイドのバンカーに入れるも、22ヤードのリカバリーショットをカップに沈めてイーグルを奪うなど、1イーグル、5バーディ、2ボギーの「67」をマークしてホールアウトしている。

通算6アンダーの暫定2位タイには既にホールアウトしているマット・クーチャーほか、3ホールを残すチャール・シュワルツェル（南アフリカ）、4ホールを残すバッバ・ワトソン、5ホールを残すカイル・スタンリーの4選手が並んでいる。

そのほか27位タイから出たタイガー・ウッズは、15番（パー5）で3打目をグリーン右のカラーに外して4オン。約1.2メートルのパーパットを2メートルオーバーさせ、3パットのダブルボギーとするなど「74」とスコアを落とし、通算2オーバーの暫定46位タイに後退している。

石川遼は17ホールを消化し、2バーディ、2ボギー、1ダブルボギーと1ストローク落として暫定66位タイ。予選カットライン上（70位タイ）の位置で、最終18番の2メートル弱の大事なバーディパットを残し、明日の再開を待つ。初日に41位タイとまずまずのスタートを切った14歳のアマチュア、グァン・ティンラン（中国）は、1バーディ、8ボギーの通算7オーバーの暫定92位タイと大きく後退、予選落ちが濃厚となっている。