2002年 エアーカナダ選手権

若手の活躍に期待!

2002/08/28 09:00

米国男子ツアー「エアーカナダ選手権」が8月29日(木)から9月1日(日)まで、カナダB.C.州サーレイにあるノースビューゴルフ&カントリークラブで開催される。1996年から始まった大会で、過去6回中、5回においてツアー初優勝者を生み出してきた。特に昨年は若手が多く集まり、ツアー中でも出場選手の平均年齢が最も低い大会となった。

昨年はジョエル・エドワーズがツアー参戦11年目で、初優勝を遂げた。実に316試合目での初勝利となり、これはブラッド・ブライアントの475試合目、クリス・ペリーの377試合目に次ぐ記録である。初日から首位に立ったエドワーズは、連日安定したプレーを見せ、最終日も65という快スコアで回り、2位に7打差をつける圧勝劇を演じた。

昨年に引き続き出場するアーロン・バデリー(21歳)、デビッド・ゴセット(23歳)、ジェフ・クイニー(23歳)、マット・クーチャー(24歳)ら若手に注目したい。昨年、クーチャーは3位タイ、ゴセットは5位タイに入っており、今年も活躍が期待される。

日本勢では、丸山茂樹田中秀道横尾要の3人が出場する。丸山は全米プロ、NEC招待と大きな試合を2つこなしてきたばかりで疲労が心配だ。日本人初の米本土優勝、そして初の2勝目を挙げてきた丸山には、今度は初の年間2勝を果たしてもらいたい。

2002年 エアーカナダ選手権